モンスターエナジー・ヤマハがインドネシアで2023年チーム体制を発表
2023/01/17
モンスターエナジー・ヤマハが2023年シーズンの先陣を切って、1月17日にチーム体制発表会を行なった。発表会はインドネシアの首都ジャカルタで開催されたヤマハネットワーク最大のディーラーミーティング、ヤマハ・インドネシア・モーター・マニュファクチャリングの『3Sディーラーミーティング』で行なわれ、ファビオ・クアルタラロとフランコ・モルビデリが2023年型YZR-M1のカラーリングを初公開した。
発表会には、ヤマハ発動機代表取締役社長の日髙祥博氏をはじめ、ヤマハ発動機モータースポーツ開発部部長兼ヤマハ・モーター・レーシング社長の鷲見崇宏氏、ヤマハ・インドネシア・モーター・ニュファクチャリング代表のディオニシウス・ベティ氏、ヤマハ・モーター・レーシング・マネージングダイレクター兼チームプリンシパルのリン・ジャービス氏、チームディレクターのマッシモ・メレガリ氏も出席した。
「モトクロスの練習中に手を怪我してしまったため、冬休みのプランは予定通りに進まなかったが、それでも休むことなく努力を続けた。2023シーズンに向けて万全の体調で臨むため、有酸素運動に励んだ。手の怪我も今は完治しているので、もう一度タイトル獲得を目指す準備ができている。カムフラージュ柄を採用した新しいカラーリングは、いい感じの変化になっている。外観がとても気に入っているし、変化させることは良いことだと思う。しかしそれ以上に、早くライディングしたい気持ちが強く、セパンで行われる2023年型YZR-M1のテストを楽しみにしている。僕たちは今シーズンも同様、ハードワークする。2022シーズンには多くのことを学んだ。そして今、もう一度タイトルを目指して戦いたい。ファンのみんなは冬の間にたくさんのメッセージを送ってくれるなど、とても温かくサポートしてくれた。今シーズンもサーキットで彼らに会うのが楽しみ。一緒に楽しもう!」とクアルタラロ。
「今日、新しいカラーリングとともに新たなスタートを切った。すべてはゼロに戻り、どんなことも可能になるので非常にワクワクしている。2022年シーズンは終盤でフィーリングを向上させることができた。この後はウインターテストでよい仕事をして、3月のポルトガルGPからはじまる新シーズンに備えることが重要だ。レースの形式が変わり、ライダーとチームは慣れるまでに少し時間が必要になるが、ファンが楽しめるものなのでポジティブな変化として受け止めている。今日のディーラーミーティングでサポートしてくれたインドネシアのファンにお礼を言いたい。彼らの情熱が私たちを後押ししてくれたので、2023年シーズンを最高の形でスタートしたいと思っている」とモルビデリ。
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