SBK(スーパーバイク世界選手権)第8戦カタルニア 2日目
2022/09/25
SSP300クラスのゴールシーン。岡谷が接戦を制して優勝した
SSP(スーパースポーツ世界選手権)では、スーパーポールで、ドミニク・エガータ(ヤマハ)がオールタイムレコードを更新する1分43秒983をマークしてポールポジションを獲得。2番手に1分45秒061でジャン・オンジュ(カワサキ)、3番手に1分45秒189でフェデリコ・カリカスロ(ドゥカティ)が続いた。
レース1は18周の予定でスタートしたが、スタート直後の1コーナーで転倒したマシンから火が出て、赤旗中断に。12周に減算され再スタートが切られた。
レースは序盤からドミニク・エガータ(ヤマハ)、ロレンツォ・バルダッサーリ(ヤマハ)、ジャン・オンジュ(カワサキ)、フェデリコ・カリカスロ(ドゥカティ)、ニッコロ・ブレーガ(ドゥカティ)、バハティン・ソフォグル(MVアグスタ)らが接戦のトップ争いを展開。この中からブレーガが5周目の8コーナーで転倒を喫しリタイアとなる。
5周目にエガータがトップに浮上すると、2番手以下にリードを取り、7周目には約1秒半の差をつけると、その後、独走。エガータは今シーズン11勝目を記録した。
2番手争いは最終ラップまでバルダッサーリ、オンジュ、カリカスロの3人が接戦を展開。バルダッサーリが接戦を制して2位に入賞。3位にオンジュが続き、僅差の4位にカリカスロが入賞した。
SSP300(スーパースポーツ300世界選手権)では、スーパーポールでビクター・スティーマン(カワサキ)が1分55秒850で2戦連続となるポールポジションを獲得。今シーズンのスーパーポールアワードを獲得した。2番手に1分56秒139でアルバロ・ディアス(ヤマハ)、3番手に1分56秒528で岡谷 雄太(カワサキ)が続いた。
気温21度、路面温度26度のドライコンディションの下、12周で争われたレース1は、序盤から終盤まで大きな集団での接戦が続き、スタート直後はレースをリード、常にトップ集団の中で周回を重ねた岡谷がゴールラインまで続いた接戦を制して今シーズン初優勝。SSP300クラス通算2勝目をマークした。
2位にアルバロ・ディアス(ヤマハ)、3位にフリオ・ゴンザレス・ガルシア(カワサキ)が入賞した。
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