MotoGP第9戦カタルニアGP Moto2決勝
2022/06/06
MotoGP第9戦カタルニアGP、Moto2クラスは、スペインのバルセロナ-カタルニアサーキットで決勝レースを行ない、セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温28度、路面温度50度のドライコンディションの下、22周で争われた。
3番グリッドから好スタートを切ったジョー・ロバーツ(カレックス)が1周目にトップに立ちレースをリード。ロバーツは6周目に2番手以下に約1秒のリードを取り、2番手以下が接戦の争いとなった中で、その後もリードを広げていく。10周目には2番手に約2秒半の差をつけてトップを独走していたロバーツだったが、11周目の5コーナーで転倒を喫してしまい、リタイアに終わる。
代わって、アロン・カネト(カレックス)がトップに立ち、ジェイク・ディクソン(カレックス)との接戦を繰り広げていく。ポールポジションからスタートしたビエッティはスタートで遅れ、序盤は小椋 藍(カレックス)と5番手争いの接戦を展開。その後、抜け出すと、13周目には3番手に浮上し、トップを争う二人の背後に迫る。
ビエッティは14周目のバックストレートエンドの10コーナーでディクソンを交わして2番手に浮上、続く15周目の同じポイントでカネトを交わしてトップに浮上する。
レース終盤はビエッティとカネトが接戦のトップ争いを展開。何度か順位を入れ替えながら最終ラップを迎えると、最終ラップの1コーナーでカネトがトップに浮上する。しかし、ビエッティはバックストレートエンドの10コーナーでカネトのインに入り逆転。そのまま、今シーズン3勝目を記録した。
カネトが0秒081差の2位に入賞。3番手争いは終盤にアウグスト・フェルナンデス(カレックス)が加わり、フェルナンデスが最終ラップにディクソンを交わして3位表彰台を獲得した。
ディクソンは僅差で表彰台を逃し、4位に入賞。5位にマーセル・シュロッター(カレックス)、6位にペドロ・アコスタ(カレックス)が続いた。
小椋は好スタートでポジションを上げ、序盤はビエッティと接戦を展開したが、中盤にはフェルナンデス、シュローターに先行され、さらに後方から来たサム・ロウズ(カレックス)、アコスタに交わされ、17周目には9番手まで後退。しかし、ロウズの転倒、一時は3番手を走っていたアルベルト・アレナス(カレックス)のマシントラブルによるリタイアもあり、7位に入賞した。
8位にアロンソ・ロペス(ボスコスクロ)、9位にマヌエル・ゴンサレス(カレックス)、10位にトニー・アルボリーノ(カレックス)が入賞。
MotoGP第8戦カタルニアGP Moto2クラス決勝結果
1 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
2 アロン・カネト(カレックス)
3 アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
4 ジェイク・ディクソン(カレックス)
5 マーセル・シュロッター(カレックス)
6 ペドロ・アコスタ(カレックス)
7 小椋 藍(カレックス)
8 アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)
9 マヌエル・ゴンサレス(カレックス)
10 トニー・アルボリーノ(カレックス)
11 ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
12 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
13 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
14 ホルヘ・ナバーロ(カレックス)
15 フェルミン・アルデグエル(ボスコスクロ)
16 ステファノ・マンジ(カレックス)
17 バリー・バルトゥス(カレックス)
18 ジェレミー・アルコバ(カレックス)
19 ニッコロ・アントネッリ(カレックス)
20 ゾンタ・ファン・デン・グールベルフ(カレックス)
21 ショーン・ディラン・ケーリー(カレックス)
22 シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
23 ピオトル・ビエシエキルスキ(カレックス)
24 マルコス・ラミレス(MVアグスタ)
R アルベルト・アレナス(カレックス)
R サム・ロウズ(カレックス)
R アレッサンドロ・ザッコーネ(カレックス)
R ジョー・ロバーツ(カレックス)
R キャメロン・ボビエ(カレックス)
R フィリップ・サラッチ(カレックス)
R アレックス・トレド(カレックス)
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