全日本RR第4戦SUGO【ST1000】國峰啄磨がクラス初優勝!
2022/06/05
全日本ロードレース第4戦ST1000クラスの決勝は國峰啄磨(TOHO Racing)が優勝した。
ロケットスタートを決めてホールショットを奪ったのは5番手グリッドの埜口遥希(SDG Motor Sports RT HARC-PRO)。2コーナーでポールシッターの渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)が前に出るも、3コーナーでは再び埜口が首位奪取。
激しいオープニングラップを終えて2周目に入ったストレートで数台が転倒。火を上げるマシンもあり、すぐに赤旗が出されてレースは中断。オイル処理のために、スケジュールを変更し、仕切り直されることになった。
時間帯を変更。周回数は16周に設定されて再スタート。ホールショットを奪ったのは渡辺。4コーナーで埜口が首位奪取。そのまま埜口がオープニングラップを制し、渡辺、高橋裕紀(JAPAN POST HondaDream TP)、國峰と続き、4台の激しい争いを開始。ここに南本宗一郎(AKENO SPEED・YAMAHA)、岩戸亮介(Kawasaki Plaza Racing Team)、豊島怜(DOGFIGHTRACING YAMAHA)が加わる。
4周目に渡辺が首位奪回。國峰が2番手に浮上。埜口が3番手と激しく順位を入れ替える。
6周目。豊島が転倒して戦線離脱。トップグループは6台に。
8周目。國峰がトップ浮上。じわじわと後続を引き離しにかかる。
11周目。埜口が渡辺をとらえて2番手浮上。猛然と國峰を追いかけ始める。渡辺は高橋、南本と激しい表彰台争いに移行する。
残り3周。埜口はあっという間に國峰との差を詰めて一騎打ちに持ち込む。
最終ラップ。攻める埜口。逃げる國峰。サイドバイサイドの争いに周回遅れもからむ。そして國峰がST1000クラス初優勝。スポット参戦の埜口は2位表彰台。3位争いは高橋が制した。
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