ジャック・ミラーが来季KTMファクトリーレーシング入り
2022/06/10
レッドブル・KTMファクトリーレーシングは、6月9日にジャック・ミラーと2023年と2024年の2年契約を結んだことを発表した。ミラーはブラッド・ビンダーと共に、来季よりKTMのファクトリーライダーとしてMotoGPクラスに参戦する。
オーストラリア人ライダーのミラーは、Moto3時代の2014年にレッドブル・KTM・アジョに所属し、ランキング2位を獲得。2015年にはMoto2クラスを飛び越えて、MotoGPクラスにステップアップし、マルク・VDS・ホンダより参戦。その後、ドゥカティのサテライトチーム、プラマック・ドゥカティを経て、2021年からドゥカティのファクトリーライダーとして活躍。今シーズンはカタルニアGP終了時点でランキング9位につけている。
ドゥカティ・レノボ・チームも合わせて、今シーズンいっぱいでミラーがチームを離れることを正式発表。
「僕にとって、本当に重要な5年間だった。ドゥカティと共に2勝を含め複数の表彰台を獲得したことは決して忘れない。2度のコンストラクター、1度のチームタイトル、そして、僕の最高位となったランキング4位を獲得できた。プラマック・レーシングとドゥカティ・レノボ・チームと共にライダーとして成長し、1年ごとに良くなっていると感じた。来年は新たな挑戦が控えているが、今はチームと共に最善の形でシーズンを終えることだけを考える」とミラー。
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