全日本RR第4戦筑波【ST600レース2】埜口遥希が逃げ切り優勝
2021/06/20
優勝・埜口遥希(MuSASHi RT HARC-PRO.)
「今日は予選のセカンドタイムでのグリッドということで、2列目からスタートだったので、積極的に行こうと思っていました。レース中盤には先頭に立つことができたのでよかったです」
「途中引き離していたのかもしれないけど、サインボードにはグループ4とか5って出ていてから、接戦なんだと思っていました。自分の走りをしようと思って、最後までまとめることができました。ST600初優勝がうれしいというよりも、去年から600に上がり、今年のもてぎ、SUGOと積み重ねてきたことが結果に残ったことがうれしいです」
「連勝することが簡単ではないけれど、チャンピオンシップを考えて戦っていきたいです。今よりも速く強くなれるように頑張ります」
2位・荒川晃大(MOTO BUM HONDA)
「最初の第1レースはスタートが決まって前に出られたのですが、仕切り直しになったことで焦る気持ちがありました。でもそれを切り替えて、赤旗後のスタートも1回目よりは決まらなかったけれど普通にはできたので、前に離されないように追い上げようと考えて走りました。2位になれてひとまずほっとしています」
「雨だった予選の組み立てがうまくいきませんでした。そこが課題です。今日はとにかく前に出ることしか考えていませんでした。小山選手をパスするのに、1コーナーではリスクがあったから、距離的にも最後の第2ヘアピンで行くのがいいかなと思って、抜くことができてよかったです。あと何周かあればさらに前をねらいたかったけど、自分のペースアップが遅かったです」
3位・小山知良(日本郵便 HondaDream TP)
「序盤がすごく厳しくて、普段一緒の位置を走っていない選手がいっぱいいたから、そこでリズムが崩れてしまいました。赤旗にもなったけど、それも走りのリズムが違ったからなんじゃないかなって思うし、実際に僕も危なかったです。危機一髪でよけることができました」
「第2レースもリズムが崩れてトップから離されたけど、とにかく行くしかないって攻め続けました。テストの段階から筑波は厳しいなと思っていたから、一番苦しいと思われるシーズンをドライでもウエットでも表彰台で何とかしのぐことができました。残りは僕が好きな国際コースが続くから、ガンガン行くだけです。いっぱい練習して頑張ります。新型CBRで表彰台を独占できて、開発スタッフはみんな喜んでいると思います。これが続くように牽引していきたいです」
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