MotoGP第12戦テルエルGP Moto2決勝
2020/10/26
MotoGP第12戦テルエルGP、Moto2クラスは、スペインのモーターランド・アラゴンで決勝レースを行ない、サム・ロウズ(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温22度、路面温度26度のドライコンディションで争われた。ポールポジションからスタートしたロウズはスタートからトップに立つと、2周目にファステストラップを記録して独走。前戦に続いてアラゴン2連勝、フランスGPから3連勝を飾り、ランキングトップに浮上した。
2位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(スピードアップ)。ジャンアントニオも1周目から2番手につけると、序盤の内に後続との差を広げ、ロウズに追いつくことはできなかったが、単独2番手をキープ。今シーズン2度目の表彰台となる2位に入賞した。
チャンピオンシップリーダーとしてこのレースに臨んだエネア・バスティアニーニ(カレックス)は中盤にはレミー・ガードナー(カレックス)との3番手争いに競り勝ち、単独3位に入賞。ロウズが優勝したことで、バスティアニーニは7ポイント差のランキング2位に後退した。
4位にガードナーが続き、2番グリッドからスタートしながら、スタートをミスして後退してしまったホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)は、序盤に11番手まで後退しながら、終盤に追い上げ5位に入賞。
6位にホルヘ・マルティン(カレックス)、7位にジェイク・ディクソン(カレックス)、8位にアウグスト・フェルナンデス(カレックス)、9位にマルコス・ラミレス(カレックス)、10位にジョー・ロバーツ(カレックス)の順で続いた。
ランキング3位で今レースに臨んだルカ・マリーニ(カレックス)は11位に留まり、ランキング3位は変わらないものの、ロウズに23ポイント、バスティアニーニに16ポイント差となってしまった。また、ロウズのチームメイトでランキング4位で今レースに臨んだマルコ・ベゼッチ(カレックス)は転倒リタイアに終わり、ランキングは変わらないものの、上位とのポイント差が広がった。
長島 哲太(カレックス)はスタート直後の1コーナーで、カスマ・ダニエル(カレックス)が転倒し、トーマス・ルティ(カレックス)がこれに巻き込まれ、直後にいた長島はこれを避けてコースオフ。転倒は免れたものの、最後尾からの追い上げを強いられたが、終盤に4人のライダーによる12番手争いに加わり、最終ラップにポジションを挙げて、14位に入賞した。
Moto2第12戦テルエルGP Moto2クラス決勝結果
1 サム・ロウズ(カレックス)
2 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(スピードアップ)
3 エネア・バスティアニーニ(カレックス)
4 レミー・ガードナー(カレックス)
5 ホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)
6 ホルヘ・マルティン(カレックス)
7 ジェイク・ディクソン(カレックス)
8 アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
9 マルコス・ラミレス(カレックス)
10 ジョー・ロバーツ(カレックス)
11 ルカ・マリーニ(カレックス)
12 チャビ・ビエルヘ(カレックス)
13 ハフィス・シャリン(スピードアップ)
14 長島 哲太(カレックス)
15 シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
16 ボ・ベンスナイダー(NTS)
17 ニッコロ・ブレーガ(カレックス)
18 ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
19 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
20 マーセル・シュローター(カレックス)
21 アンディ・イズデイハール(カレックス)
22 チャビ・カルデルス(スピードアップ)
23 ピオトル・ビェシェキルスキ(NTS)
R ステファノ・マンジ(MVアグスタ)
R エドガー・ポンス(カレックス)
R ロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)
R エクトル・ガルソ(カレックス)
R マルコ・ベゼッチ(カレックス)
R トーマス・ルティ(カレックス)
R カスマ・ダニエル・ビン・カスマユディン(カレックス)
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