MotoGPミサノオフィシャルテスト
2020/09/16
イタリアのミサノ ワールドサーキット マルコ・シモンチェリでMotoGPクラスのオフィシャルテストが行なわれた。テストは午前9時から午後1時までのセッション1、昼休みをはさんで、午後2時から午後6時までセッション2の2セッションで行なわれ、両セッション共、ドライコンディションで行なわれた。
トップタイムを記録したのはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)。ビニャーレスはセッション1で7番手、セッション2でサンマリノGPのQ2で自身が記録した1分31秒411に迫る1分31秒532のトップタイムを記録。新型スイングアームとエキゾーストを試すテストプログラムに取り組み、転倒にも見舞われたが、総合トップタイムでテストを終えた。
総合2番手に1分31秒803で中上 貴晶(ホンダ)。中上はマルク・マルケス(ホンダ)の代役として参戦を続けるステファン・ブラドル(ホンダ)が駆る2020年型RC213Vでもテストを行ない、トータル76周を回った。
総合3番手に1分31秒899でヨハン・ザルコ(ドゥカティ)が続いたが、ザルコは転倒を喫した。セッション1をトップタイムで終えたポル・エスパルガロ(KTM)はセッション2は6番手に終わり、セッション1で記録した1分32秒054で総合4番手に。ポル・エスパルガロは新型シャーシもテスト。
総合5番手に1分32秒114でアレックス・リンス(スズキ)、総合6番手に1分32秒162でジョアン・ミル(スズキ)とスズキ勢が続き、サンマリノGPで2位に入賞したフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)はセッション1のみ走行、1分32秒207で総合7番手だった。1分32秒290で総合8番手のアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)もセッション1のみの走行。
サンマリノGPを転倒リタイアに終わったファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は最多となるトータル107周を回り、1分32秒336で総合9番手。総合10番手に1分32秒453でブラッド・ビンダー(KTM)が続いた。ビンダーはセッション1でテクニカルトラブルに見舞われた。
アレックス・マルケス(ホンダ)が1分32秒480で総合11番手、ジャック・ミラー(ドゥカティ)は1分32秒510で総合12番手、ミゲール・オリベイラ(KTM)は1分32秒529で総合13番手、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)は1分32秒535で総合14番手、ブラッドリー・スミス(アプリリア)は1分32秒590で総合15番手。
ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)は1分32秒679で総合16番手。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は新型スイングアームと新型エキゾーストシステムをテスト。1分32秒946で総合17番手となった。ティト・ラバット(ドゥカティ)は1分33秒306で総合18番手。
サンマリノGPでMotoGPクラス初優勝を飾ったフランコ・モルビデリ(ヤマハ)は胃の調子を崩し、走行しなかった。ステファン・ブラドル(ホンダ)とイケル・レクオナ(KTM)、サンマリノGPを欠場したカル・クロッチロウ(ホンダ)はテストに不参加。
MotoGPミサノオフィシャルテスト
1 マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ) 1分31秒532
2 中上 貴晶(ホンダ) 1分31秒803
3 ヨハン・ザルコ(ドゥカティ) 1分31秒899
4 ポル・エスパルガロ(KTM) 1分32秒054
5 アレックス・リンス(スズキ) 1分32秒114
6 ジョアン・ミル(スズキ) 1分32秒162
7 フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ) 1分32秒207
8 アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ) 1分32秒290
9 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) 1分32秒336
10 ブラッド・ビンダー(KTM) 1分32秒453
11 アレックス・マルケス(ホンダ) 1分32秒480
12 ジャック・ミラー(ドゥカティ) 1分32秒510
13 ミゲール・オリベイラ(KTM) 1分32秒529
14 アレイシ・エスパルガロ(アプリリア) 1分32秒535
15 ブラッドリー・スミス(アプリリア) 1分32秒590
16 ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ) 1分32秒679
17 バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ) 1分32秒946
18 ティト・ラバット(ドゥカティ) 1分33秒306
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