MotoGP第2戦アメリカズGP、Moto2クラスはアメリカのテキサス州にあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で2日目の予選を行ない、ハビエル・シメオン(カレックス)が2分09秒888でポールポジションを獲得した。
Moto2クラスの予選は気温22度、路面温度27度のドライコンディションで争われた。セッション序盤をリードしたのはサム・ロウズ(スピードアップ)。ロウズは開始12分で2分09秒942のファステストラップを記録するが、翌周にまたしても転倒を喫してしまう。セッション中盤を過ぎてもこのタイムを上回る者はなかなか出て来ず、このままロウズが2戦連続ポール獲得かと思われていたが、残り1分でシメオンが2分09秒888をたたき出し逆転、シメオンのポールポジションを獲得は、2013年のドイツGP以来となるグランプリ通算2回目となった。
ロウズはピットに戻り、マシンを修復してアタックを行なったものの、自己ベストの更新はならず、2分09秒942で2番手。3番手に2分10秒077でディフェンディングチャンピオンのティト・ラバット(カレックス)が続き、午前中のフリー走行3回目でトップタイムを記録していたヨハン・ザルコ(カレックス)は2分10秒102で4番手に。5番手に2分10秒135でフランコ・モルビデリ(カレックス)が続き、中上 貴晶(カレックス)が2分10秒190で6番手に続いた。中上は午前中のフリー走行3回目でも5番手につけている。
以下、7番手に2分10秒261でフリアン・シモン(スピードアップ)、8番手に2分10秒488でアレックス・リンス(カレックス)、9番手に2分10秒513でドミニク・アガター(カレックス)、10番手に2分10秒548でマーセル・シュローター(テック3)の順となった。