MotoGP第19戦(最終戦)バレンシアGP Moto2 2日目予選
2019/11/17
MotoGP第19戦(最終戦)バレンシアGP、Moto2クラスは、スペイン・バレンシアのリカルド・トルモサーキットで2日目の予選を行ない、ホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)がポールポジションを獲得した。
Moto2クラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはブラッド・ビンダー(KTM)。初日総合トップのビンダーはFP3でもトップタイムを記録。フリー走行の全セッションでトップタイムを記録し、Q2に進んだ。フリー走行総合15番手以下のライダーによって争われるQ1でマーセル・シュローター(カレックス)がトップタイムを記録。フリー走行総合上位14名と、Q1上位の4人を加えた18名のライダーによって、Q2は気温16度、路面温度21度のドライコンディションで争われた。
Q2では開始4分すぎにファビオ・ディ・ジャンアントニオ(スピードアップ)が1分34秒704のトップタイムを記録するが、続く周回の5コーナーでジャンアントニオは転倒を喫してしまう。それでもセッション終盤までリーダーボードのトップをキープしていたが、終了2分前にナバーロが1分35秒098を記録し、トップに浮上。ナバーロがオーストラリアGP以来となる今シーズン4回目のポールポジションを獲得した。
終盤のアタックで1分34秒478を記録したホルヘ・マルティン(KTM)が2番手に続き、Moto2ベストグリッドとなる今シーズン2度目のフロントロウを獲得。フリー走行から好調だったステファノ・マンジ(MV)が1分34秒633で3番手に続き、Moto2ベストグリッド、グランプリ初フロントロウを獲得した。
4番手に1分34秒646でルカ・マリーニ(カレックス)、5番手に1分34秒674でトーマス・ルティ(カレックス)が続き、ジャンアントニオは、転倒でセッションを終えたが、1分34秒704で6番手となった。
フリー走行で好調だったビンダーは1分34秒727で7番手。8番手に1分34秒863でアウグスト・フェルナンデス(カレックス)が続き、Q1で3番手からQ2に進んだエネア・バスティアニーニ(カレックス)が1分34秒866で9番手を獲得。10番手に1分34秒887でサム・ロウズ(カレックス)が続いた。
チャンピオンのアレックス・マルケス(カレックス)はFP3で転倒を喫し、フリー走行総合9番手でQ2に進んだが、1分34秒955で15番手と今シーズンワーストグリッドとなった。
長島 哲太(カレックス)はフリー走行総合15番手でQ1に進み、Q1のセッション序盤はQ2進出圏内にいたが、終盤に逆転され、1分35秒062でセッション7番手とQ2進出を逃し、21番グリッドから決勝に臨む。
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