MotoGP第19戦(最終戦)バレンシアGP MotoGP 2日目予選
2019/11/17
MotoGP第19戦(最終戦)バレンシアGP、MotoGPクラスは、スペイン・バレンシアのリカルド・トルモサーキットで2日目の予選を行ない、ファビオ・クアルタラーロ(ヤマハ)がポールポジションを獲得した。
クアルタラーロはFP3でトップタイムを記録し、フリー走行総合トップでQ2に進んだ。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたアレックス・リンス(スズキ)とポル・エスパルガロ(KTM)の二人を加えた12名のライダーによって、Q2は気温17度、路面温度23度のドライコンディションで争われた。
クアタラーロは開始6分経過前に1分30秒235を記録して1回目のアタックをトップで終えた。2回目のアタックが始まると、残り3分を切ったところでジャック・ミラー(ドゥカティ)が1分30秒086を記録してトップに浮上するが、クアルタラーロは残り2分を切ったところで1分30秒007を記録して逆転。さらにアタックを続けると、セッション終了間際に1分29秒978を記録して、前戦マレーシアGPに続き、今シーズン6回目となるポールポジションを獲得した。
2番手に1分30秒010でマルク・マルケス(ホンダ)が続き、ミラーは1分30秒086で3番手とイギリスGP以来となるフロントロウを獲得した。
予選前のFP4でトップタイムを記録していたマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は、1分30秒178で4番手に。5番手に1分30秒449でフランコ・モルビデリ(ヤマハ)、6番手に1分30秒511でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、7番手に1分30秒573でジョアン・ミル(スズキ)の順で続き、Q1トップのリンスは、1分30秒595で8番手に浮上。9番手に1分30秒726でカル・クロッチロウ(ホンダ)、10番手に1分30秒771でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)の順で続いた。
Q1で2番手だったポル・エスパルガロ(KTM)は1分30秒908で11番手。FP3で4番手につけ、フリー走行総合4番手でQ2に進んだバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)だったが、Q2の2回目のコースインでクリアラップを取れず、1回目のアタックで記録した1分30秒954で12番手に止まった。
以下、Q1のタイム順に代役参戦のヨハン・ザルコ(ホンダ)が1分30秒826で13番手、ワイルドカード参戦のドゥカティのテストライダー、ミケーレ・ピロ(ドゥカティ)が1分30秒949で14番手、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分30秒972で15番手に続いた。
ホルヘ・ロレンソ(ホンダ)はに1分31秒295で16番手からラストレースに臨む。17番手に1分31秒383でミカ・カーリョ(KTM)、18番手に1分31秒507でティト・ラバット(ドゥカティ)の順で続き、MotoGPデビューレースのイケル・レクオナ(KTM)は1分31秒658で19番手。20番手に1分31秒714でアンドレア・イアンノーネ(アプリリア)、21番手に1分31秒815でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、22番手に1分31秒839でハフィス・シャリン(KTM)の順で続いた。フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)はFP3のセッション中にピットロード出口で転倒、FP4、Q1に出走しなかった。
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