MotoGP第19戦(最終戦)バレンシアGP Moto2決勝
2019/11/18
MotoGP第19戦(最終戦)バレンシアGP、Moto2クラスは、スペイン・バレンシアのリカルド・トルモサーキットで決勝レースを行ない、ブラッド・ビンダー(KTM)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温15度、路面温度16度のドライコンディションの下、Moto3クラスのスタートディレイ、赤旗再スタートの影響を受け、予定の25周から16周に短縮されて争われた。
好スタートでレースをリードしたのはホルヘ・マルティン(KTM)。しかし、2周目にはトーマス・ルティ(カレックス)がトップに立ち、序盤をリードする。ビンダーは1周目を3番手で終えると、2周目には2番手に浮上。ルティとビンダーが後続にリードを取りながらトップ争いを展開する。
7周目にファステストを更新したルティが逃げるかに見えたが、ビンダーも離されず、11周目の2コーナーでトップに浮上。しかし、続く6コーナーではルティがトップを奪い返す。その後もルティとビンダーの僅差のトップ争いが続き、残り2周となった15周目の8コーナーでビンダーはトップに立つと、スパートをかけ、ルティに勝負を仕掛けるすきを与えず、オーストラリアGPから3連勝となる今シーズン5勝目を記録し、ランキング2位を獲得した。
0.735秒差の2位にルティが続き、ランキング3位を獲得。3位にホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)が入賞し、ランキング4位を得た。
フリー走行から好調だったステファノ・マンジ(MV)は最後までナバーロと3番手を争い、Moto2クラスベストリザルトとなる4位に入賞。
マルティンは序盤の内にトップ集団から遅れ、5位入賞となった。6位にアウグスト・フェルナンデス(カレックス)、7位にチャビ・ビエルヘ(カレックス)、8位にルカ・マリーニ(カレックス)、9位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(スピードアップ)、10位にサム・ロウズ(カレックス)が入賞。
長島 哲太(カレックス)は21位でチェッカーを受け、ランキング14位を獲得。アレックス・マルケス(カレックス)単独5番手を走っていた13周目の11コーナーで転倒、30位でゴールとなった。
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