MotoGP第19戦(最終戦)バレンシアGP Moto3 2日目予選
2019/11/17
MotoGP第19戦(最終戦)バレンシアGP、Moto3クラスは、スペイン・バレンシアのリカルド・トルモサーキットで2日目の予選を行ない、アンドレア・ミーニョ(KTM)がポールポジションを獲得した。
Moto3クラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはマルコス・ラミレス(ホンダ)。ラミレスはFP3でトップタイムを記録し、フリー走行総合トップでQ2に進んだ。フリー走行総合15番手以下のライダーによって争われるQ1で鈴木 竜生(ホンダ)がトップタイムを記録、Q1上位の4人を加えた18名のライダーによって、Q2は気温16度、路面温度21度のドライコンデションで争われた。
ミーニョはフリー走行総合10番手でQ2に進むと、Q2の1回目のコースインで1分39秒082を記録してトップに浮上する。2回目のコースインでは、セッション終了間際にラミレスが1分38秒957を記録してリーダーボードのトップに立つが、ミーニョが最後のアタックで1分38秒683を記録して逆転。グランプリ通算100戦目で初となるポールポジションを獲得した。ただし、ミニョは2016年の日本GPで予選2番手を獲得した際、予選1位のペナルティで繰り上がり、ポールポジションからスタートするのは今回が2回目となる。
2番手に1分38秒957でラミレス、3番手に1分39秒107でジャウマ・マシア(KTM)が続き、フロントロウを獲得。
アロン・カネト(KTM)が1分39秒140で4番手に続き、5番手に1分39秒141でセルジオ・ガルシア(ホンダ)、6番手に1分39秒156でフィリップ・サラック(KTM)の順。チャンピオンのロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)は1分39秒280で7番手となった。
Q1トップでQ2に進んだ鈴木は、1回目のコースインの開始6分すぎにリーダーボードのトップに浮上したが、直後にミーニョが逆転。鈴木は1回目のコースインを終えた段階で2番手につけていたものの、2回目のコースインでタイムを更新することができず、1回目に記録した1分39秒284で8番手と、フリー走行総合15番手からジャンプアップした。
9番手に1分39秒341でダリン・ビンダー(KTM)、10番手に1分39秒368でロマーノ・フェナティ(ホンダ)。
鳥羽 海渡(ホンダ)はフリー走行総合21番手でQ1に進み、Q1では1分40秒130でセッション7番手、予選総合21番手。佐々木 歩夢(ホンダ)はフリー走行総合31番手からQ1に進み、Q1では1分40秒284でセッション9番手、予選総合23番手。
小椋 藍(ホンダ)はフリー走行総合28番手でQ1に進み、Q1では1分40秒578でセッション11番手、予選総合25番手。真崎 一輝(KTM)はフリー走行総合27番手でQ1に進んだが、Q1の1回目のコースインで、第3セクターまで自己ベストを更新したものの、最終セクターの12コーナーで転倒。ピットに戻ったものの、2回目のコースインに間に合わず、1分41秒318で予選総合31番手となった。
なお、セッション終了後、Moto3クラスのQ1で8名のライダーに対して、スローセクターのペナルティで、グリッド降格が科せられることになり、スターティンググリッドは予選結果から変更となる。
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