MotoGP第18戦マレーシアGP Moto2決勝
2019/11/03
MotoGP第18戦マレーシアGP、Moto2クラスは、マレーシアのセパンインターナショナルサーキットで決勝レースを行ない、ブラッド・ビンダー(KTM)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温33度、路面温度52度のドライコンディションの下、18周で争われた。
ビンダーは3番グリッドから好スタートでレースをリード。アレックス・マルケス(カレックス)、長島 哲太(カレックス)の順で続く。4周目のバックストレート手前の14コーナーでビンダーはラインを外し、その間にマルケスがトップに、長島が2番手に浮上するが、ビンダーは5周目の1コーナーで2番手に上がると、マルケスに迫り、7周目の最終コーナーでトップを奪還する。
トップに再浮上したビンダーはその後、少しずつマルケスに対するリードを広げ、単独トップに立つと、そのままトップでチェッカーを受け、前戦オーストラリアGPに続いて2連勝、今シーズン4勝目を記録した。
マルケスは2番手をキープ。トーマス・ルティ(カレックス)が8周目に3番手に浮上し、マルケスを追ったが、その差を縮めることができず、マルケスは2位入賞でチャンピオンを確定。ルティは3位に入賞したが、優勝したビンダーがランキング2位に浮上し、ルティはビンダーに4ポイント差のランキング3位に後退した。
4位にチャビ・ビエルヘ(カレックス)、5位にホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)、6位にイケル・レクオナ(KTM)、7位にロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)が入賞。長島は中盤すぎまで4番手争いをリードしていたが、終盤に後続の追撃を受け、8位入賞となった。9位にマーセル・シュローター(カレックス)、10位にルカ・マリーニ(カレックス)が続いた。
マルケスは2014年のMoto3クラスチャンピオンに続いて、Moto2クラスでもようやくチャンピオンを獲得。2014年と同様に兄のマルクと兄弟同時でチャンピオンに輝いた。
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