MotoGP第18戦マレーシアGP Moto3決勝
2019/11/03
MotoGP第18戦マレーシアGP、Moto3クラスは、マレーシアのセパンインターナショナルサーキットで決勝レースを行ない、ロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温32度、路面温度47度のドライコンディションの下、17周で争われた。
2番グリッドからスタートした鈴木 竜生(ホンダ)が好スタートでトップ争いに加わり、序盤をリード。ところが、5周目の4コーナー立ち上がりで、トップを走っていたガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)がハイサイドで転倒、直後につけていた鈴木は避ける間もなく巻き込まれて転倒。さらに後方にいたアロンソ・ロペス(ホンダ)も巻き込まれて転倒し、3人がリタイアとなる。
このアクシデントを逃れたセレスティーノ・ビエッティ(KTM)がトップに浮上し、ダラ・ポルタが2番手で続く。ダラ・ポルタは9周目にトップに立つと、10人前後となったトップ争いの集団をリード。ビエッティと接戦を展開するが、最終ラップの9コーナーでビエッティはラインを外し、後退。そのままダラ・ポルタがトップでチェッカーを受け、日本GPから3連勝となる今シーズン4勝目を記録した。
接戦の表彰台争いをセルジオ・ガルシア(ホンダ)が制して、グランプリ初表彰台となる2位に入賞。グリッドに向かうウォームアップラップでマシントラブルが発生し、最後尾グリッドからスタートしたジャウマ・マシア(KTM)が追い上げて3位に入賞した。
僅差の4位に小椋 藍(ホンダ)、ビエッティは5位でゴール。ポールスタートのマルコス・ラミレス(ホンダ)は終始トップ集団に加わったものの、前には出れず6位でゴール。7位にジョン・マクフィー(ホンダ)が入賞した。
アロン・カネト(KTM)は最後はトップ集団から遅れて8位入賞。9位にトニー・アルボリーノ(ホンダ)が続き、序盤は最下位に下がっていたニッコロ・アントネッリ(ホンダ)は中盤以降追い上げて10位でゴールした。
真崎 一輝(KTM)は18位でゴール。佐々木 歩夢(ホンダ)と鳥羽 海渡(ホンダ)は9番手争いを展開していた9周目の4コーナーでアンドレア・ミーニョ(KTM)と3台で絡んで転倒、共にリタイアに終わった。
こんな記事も読まれています