MotoGP第18戦マレーシアGP MotoGP 2日目予選
2019/11/02
MotoGP第18戦マレーシアGP、MotoGPクラスは、マレーシアのセパンインターナショナルサーキットで2日目の予選を行ない、ファビオ・クアルタラーロ(ヤマハ)がポールポジションを獲得した。
クアルタラーロはフリー走行総合トップでQ2に進出。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたカル・クロッチロウ(ホンダ)とダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)の二人を加えた12名のライダーによって、Q2は気温26度、路面温度35度のドライコンディションで争われた。
1回目のアタックをトップで終えたのはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)。ビニャーレスは開始7分すぎに1分58秒676を記録する。
2回目のアタックでは、終了約30秒前にフランコ・モルビデリ(ヤマハ)が1分58秒432を記録してトップに立つが、ビニャーレスが1分58秒406を記録して逆転。クアルタラーロはマルク・マルケス(ホンダ)にコースインからマークされ、アタックのタイミングを図っていたが、ラストアタックに入った2コーナーでマルケスが転倒。ビニャーレスもマルケスのマークを嫌い、スローペースで走ったことでタイヤの温度が上がらず、ラストアタックは挙動を乱しながらのタイムアタックとなったが、オールタイムレコードとなる1分58秒303をたたき出し、今シーズン5回目のポールポジションを獲得した。
ビニャーレスは1分58秒406で2番手、FP3でトップタイムを記録していたモルビデリが1分58秒432で3番手に続き、ヤマハ勢がフロントロウを独占。チームのホームレースとなるペトロナス・ヤマハは予選1、3位と二人のライダーがフロントロウに並ぶ。
ラストアタックで1分58秒725を記録したジャック・ミラー(ドゥカティ)が4番手に続き、Q1トップのクロッチロウが、1分58秒951で5番手。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はセッション序盤にリーダーボードのトップに立ち、ラストアタックで記録した1分59秒000で6番手に。
7番手に1分59秒090でアレックス・リンス(スズキ)、8番手に1分59秒097でペトルッチが続き、代役参戦のヨハン・ザルコ(ホンダ)はホンダのマシン2戦目でQ2に進出。1分59秒139で9番手となった。
10番手に1分59秒173でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、マルケスはラストアタックに入った2コーナーで大きくリアがスライド、そのままハイサイドで転倒し、セッション序盤に記録した1分59秒178で今シーズン予選ワーストとなる11番手に終わった。フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)は1分59秒640で12番手。
以下、Q1のタイム順に、ジョアン・ミル(スズキ)が1分59秒374で13番手、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分59秒435で14番手、ポル・エスパルガロ(KTM)が1分59秒812で15番手。
16番手に2分00秒072でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、17番手に2分00秒205でアンドレア・イアンノーネ(アプリリア)、18番手に2分00秒478でホルヘ・ロレンソ(ホンダ)、19番手に2分00秒644でミカ・カーリョ(KTM)、20番手に2分01秒045でハフィス・シャリン(KTM)の順となった。
こんな記事も読まれています