2019MFJカップJP250チャンピオン会見
2019/11/03
シーズン4年目のMFJカップ JP250では、最終戦を待たずオートポリスラウンドで二人のチャンピオンが決定。最終戦鈴鹿のレース後にはシリーズチャンピオン会見が開かれ、インターナショナルクラスの笠井悠太、ナショナルクラスの松岡玲がこれに臨んだ。笠井は2016年国内ライセンスクラスでタイトル獲得、インターナショナルクラスでは2018年、2019年と2年連続でチャンピオン、16歳の松岡は初タイトル獲得となった。
インターナショナルクラス
笠井 悠太(TEAM TEC2)
「今年はチャンピオンを取るのは当たり前、シーズンをとおして内容を重視して戦う1年でした。前半戦はいい流れでコースレコードを更新できたりもしましたが、後半戦は周りも速くなり、負けるレースもあって厳しい戦いでした。それでも、総じて納得のいくシーズンを過ごせました」
「(今までの三つのタイトルについて)すべては僕の力ではなく、応援してくれた皆さん、支えてくれたチームのお陰で取れたチャンピオンです。来年以降もレースはやりますが、JP250への参戦は今年で区切りを付けようと思っています。悔いはありますよ。もっとコースレコードを更新したかったし、鈴鹿では勝てていませんから。言い出したらキリがないほど悔いは多いけれど、まとめてみればよくできたシーズンでした。今年で39歳。今は達成感があります」
ナショナルクラス
松岡 玲(キジマKISSレーシングチーム)
「今日はいいスタートを決めて、いい位置にいました。前について行って最後は決めたいと思っていたので、本当に悔しいです」
「JP250は今年で3年目の参戦でした。1、2年目は家族のチームで、去年は岡山と鈴鹿の2戦だけの参戦でしたが、今年はキジマからフル参戦することができました。今年はチームがマシンを仕上げてくれて、シリーズでは少数なYZF-R25ながら、CBR250RRとも同等に戦うことができました」
「来シーズンについてはまだ何も決まっていませんが、できれば上のクラス、600に上がっていきたいです。今後の目標としては、ヤマハファクトリー入りして、世界を目指すライダーになりたい。そのためにも来シーズンは1年目からチャンピオンを目指して戦っていきたいです」
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