全日本RR第8戦鈴鹿 JSB1000 高橋巧が唯一2分3秒台を出してダブルポール獲得
2019/11/02
全日本最終戦MFJ-GP鈴鹿のJSB1000レース1、レース2共に高橋巧(Team HRC)がポールポジションを獲得した。
2レースが組まれたJSB1000クラスの予選は、土曜日の午前中にレース1、午後にレース2のグリッドが争われた。午前中に行なわれた30分間のタイムアタックでは、ランキングリーダーの高橋が3周目に2分03秒592のコースレコードをマーク。逆転チャンピオンをねらう中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)は2分04秒276どまりで2番手グリッド。3番手に2分05秒080の野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)とランキングトップ3がフロントロウを獲得した。
午後の予選も30分間のタイムアタック。真っ先に2分4秒台にタイムを入れたのは高橋。その高橋は決勝を見据えた走行に切り替えたのか、その後は2分5秒台で周回を重ねる。一方、中須賀はセッション10分を切ったところで2分4秒504、野左根が2分4秒616をマークする。そしてそのまま高橋が2レース共にポールポジションを獲得。
「今シーズン後半戦でいい流れが作れていなかったが、これで流れを変えられつつあるから明日に向けてはよかった」と高橋。決勝に向けては「今年やってきたことすべて出し切って優勝したい」と語った。
JSB1000クラスは日曜に決勝が2レース行なわれ、レース1は14周、レース2は20周の戦いとなる。
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