MotoGP第15戦タイGP Moto3 2日目予選
2019/10/05
MotoGP第15戦タイGP、Moto3クラスは、タイのチャーン・インターナショナルサーキットで2日目の予選を行ない、セレスティーノ・ビエッティ(KTM)が1分42秒599でポールポジションを獲得した。
2日目は朝から雨となり、午前中のFP3はヘビーウエットのコンディションとなったため、FP3はスタートディレイ。予定より1時間20分遅れで30分に短縮し、ウエットコンディションで行なわれた。
このため、3回のフリー走行の総合結果は初日の総合タイム順となり、アンドレア・ミーニョ(KTM)が総合トップでQ2に進出。ビエッティは総合20番手からQ1に進むと、Q1をトップタイムで通過。Q1上位の4人を加えた18名のライダーによって、Q2は気温29度、路面温度44度のドライコンディションで争われた。
1回目のコースインでトップに立ったのは、ポイントリーダーのロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)だったが、2回目のコースインが始まると、ガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)がトップタイムを記録。
そして、セッション終了間際のラストアタックで1分43秒008を記録してアロン・カネト(KTM)がトップに浮上するが、直後にアルベルト・アレナス(KTM)が1分42秒751をマークして逆転。さらにその2秒後にビエッティが1分42秒599をたたき出し、逆転でグランプリ初ポールポジションを獲得した。ビエッティのポール獲得はグランプリ通算19戦目となる。
2番手に1分42秒717でマルコス・ラミレス(ホンダ)が続き、アレナスが1分42秒751で3番手とフロントロウを獲得。
4番手に1分42秒897で鳥羽 海渡(ホンダ)が続いた。鳥羽はフリー走行総合13番手でQ2に進み、Q2のラストアタックでべストタイムを記録。
5番手に1分42秒967でアロンソ・ロペス(ホンダ)、カネトは1分43秒008で6番手。7番手に1分43秒173でミーニョ、8番手にロドリゴ、9番手に1分43秒226でトニー・アルボリーノ(ホンダ)の順で続き、ダラ・ポルタは1分43秒304で10番手に。
鈴木 竜生(ホンダ)はフリー走行総合3番手でQ2に進み、1分43秒343で11番手。佐々木 歩夢(ホンダ)はフリー走行総合9番手でQ2に進み、1分44秒251で18番手となったが、初日のペナルティにより、28番グリッドからのスタートとなる。
小椋 藍(ホンダ)はフリー走行総合16番手でQ1に進み、ウエットのFP3ではトップタイムを記録していたが、Q1ではラストアタックの6コーナーで転倒、1分44秒146でセッション10番手に止まり、予選総合24番手となった。真崎 一輝(KTM)はフリー走行総合27番手でQ1に進み、Q1で1分44秒491を記録してセッション13番手、予選総合27番手となったが、計5名のライダーがグリッドペナルティを受けたことで、小椋は20番グリッド、真崎は23番グリッドからのスタートとなる。
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