全日本RR第7戦オートポリス ST600 1周目から全力で臨んだ小山知良が一番時計
2019/10/05
51台ものエントリーを集めた全日本第7戦オートポリスのST600クラス。予選は2組に分かれてのタイムアタックとなった。現在ランキングトップの小山知良(日本郵便HondaDream TP)はA組、4点差で追いかけるディフェンディングチャンピオン岡本裕生(Baby Face 51ニトロレーシング)はB組に振り分けられた。
好天に恵まれた予選セッション。A組では小山が1分53秒403でトップタイム。B組の岡本が逆転をねらいB組トップも1分53秒578。これで小山がポールポジション獲得となった。
小山は「なかなか一発タイムが出せなかった。でも走るたびに路面コンディションがよくなり、JSB1000クラスの予選を見て、さらにコンディションがよくなったと判断してセッティングを変更したらそれが当たった」とコメント。さらに「トップライダーはどんなにコンディションが悪くてもとんでもないタイムを出すことをGP経験で学んだ。予選順位よりも、テストで出した1分53秒7を上回らないと自分自身で納得いかなかった」と続ける。そして「今回は予選落ちがないと聞いていたから1周目からプッシュしたのがカギだったと思う。昨年はチャンピオンをねらってシーズンをマネージメントしたがだめだった。今年は一切チャンピオンシップを考えず、常に全力プッシュしている。明日も勝ちだけを目指す」と優勝宣言をした。
こんな記事も読まれています