全日本RR第7戦オートポリス JSB1000 地元の中須賀克行が圧巻の走りでダブルポールポジション獲得
2019/10/05
好天に恵まれた全日本第7戦オートポリスの予選日。JSB1000クラスの予選は45分間のタイムアタック形式で行なわれ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がトップタイムをマーク。セカンドタイムも最速タイムをたたき出し、土曜日のレース1、日曜日のレース2共にポールポジションからのスタートとなった。
セッション中盤に転倒車による赤旗中断を挟んでの予選。中須賀は3周目に1分47秒台にタイムを入れていた。そして赤旗中断も集中力を切らすことなくセッション終盤に1分46秒306をマーク。自身が持つ1分46秒909のコースレコードを破った。加えて予選2番手の高橋巧(Team HRC)を1秒近く引き離した。
中須賀は「大事なのは予選結果ではないから、ポールポジションはねらっていなかった」としながらも「路面コンディションがよくないので、タイヤマネージメントが重要になる。そのためにもグリッドポジションは大事だった。フロントロウが取れればいいかなと思っていたけれど、その結果がポールポジションだったからよかった」とコメント。さらに午後のレース1に向けて「先週のテスト結果を見ると、巧くん、水野(涼)くん、野左根(航汰)くん、渡辺一樹くんがいいアベレージを刻めていたから、5台から6台での争いになるのではないか」と分析。「タイヤマネージメントがキーポイントになる。引き出しは多いと思っているから、うまくポジション取りを考えたい。巧くんも30歳代だから30歳代対20歳代だ。メーカー対決の意味もあるから、いいレースができたらいいな」と語った。
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