全日本RR第7戦オートポリス J-GP2 名越哲平が今季4度目のポールポジション
2019/10/05
「絶対にポールを取りたかった」と話した名越哲平
オートポリスで行なわれる全日本最後のJ-GP2クラスには12台がエントリーし、金曜日の合同走行でもトップタイムを刻んでいた名越哲平(MuSASHi RT HARC-PRO.)がポールポジションを獲得した。
予選セッション序盤は尾野弘樹(ミクニ テリー&カリー)がリーダーボードのトップに立ったが、残り10分を切ったころにピットインから再びコースに出た名越がベストタイムを更新、一番手に躍り出た。名越はレコード更新を目指すべくさらにタイムを削っていき、1分51秒708をマークする。
残り5分、尾野は変わらず2番手をマークする中、作本輝介(Team 髙武 RSC)が3番手へ浮上、しかし榎戸育寛(SDG Mistresa RT HARC-PRO.)が3番手を奪取。その後のラストアタックでタイムを更新する選手はおらず、名越がポールポジション、尾野、榎戸がフロントロウを獲得、名越から1ポイント差でタイトル争いをしている作本は4番手からのスタートとなった。
名越は「前回の岡山大会は天気に翻弄されてとても悔しかったから、今回は絶対にポールポジションと優勝を取りたかった」と気合いを明かし、「本当は高橋裕紀選手の記録であるコースレコードを破ることが目標で、少し足りなかったけれど、1分51秒台に入れられたし、ポールを取れたのでうれしい」と満足げ。「筑波から優勝できていないので、とにかく勝利をねらいます。決勝になれは作本選手は絶対に来ると思う。プレッシャーもあるけど、同年代でチャンピオン争いができていることがうれしい。オートポリスは相性がいいコースだと思うし、世界戦でプレッシャーの中で戦ったことで、いろいろと発見できている」と自信をのぞかせた。
こんな記事も読まれています