MotoGP開幕戦カタールのMotoGPクラス二日目はマルク・マルケス(ホンダ)がレコードタイムでトップのまま終えた。
二日目はMotoGPクラスのフリー走行2回目から開始。セッション開始早々の3周目にマルク・マルケス(ホンダ)がコースレコードとなる1分54秒828をたたき出す。ダニ・ペドロサ(ホンダ)が1分55秒275で2番手につけ、昨日同様レプソルホンダがワンツーのままセッションが進む。マルケスを含む上位陣が、セッション序盤に出したタイムを更新できないで周回が進む中、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が残り5分を切ったあたりで自己タイムを更新。昨日のフリー走行1回目の自身のタイムも更新し、1分55秒618と1分55秒台に入れた。一方、昨日は3番手タイムをマークしたアレックス・エスパロガロ(スズキ)は、自身のタイムを更新できないどころか、セッション残り3分を切ったところでマシントラブルまで抱えてしまう。また、なかなかタイムが出ないマルコ・メランドリ(アプリリア)は残り6分で転倒。マイク・デ・ミオ(ドゥカティ)は残り1分で転倒。二人ともライダーに大きなケガはなかった。
結局、マルケスが唯一の1分54秒台でそのままリーダーボードのトップ、ペドロサが0.447秒差の2番手のままセッションが終了。以下アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、セッション終盤にタイムを詰めたカル・クロッチロウ(ホンダ)、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が1分55秒台前半で並ぶ。ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)は昨日のタイムをほとんど削ることができず6番手、ロッシは自身のタイムを0.5秒ほど削ったものの7番手にとどまる。
フリー走行3回目。セッション開始早々にイアンノーネが1分54秒992をマークして2番手浮上。ペドロサは1分55秒024と自己タイムを更新して僅差の3番手。ドビジオーゾがフリー走行2回目に出した1分55秒366で4番手につけ、ホンダとドゥカティが交互に並ぶ。
残り3分。クロッチロウが1分54秒918で2番手浮上。残り2分でエスパロガロが1分54秒994をマークして4番手浮上。残り1分でマルケスが1分54秒822とさらにタイム短縮。ここでチェッカー。マルケス、クロッチロウ、イアンノーネ、エスパルガロの4人が1分54秒台だった。