MotoGP第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP Moto2決勝
2019/09/16
MotoGP第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP、Moto2クラスは、イタリアのミサノ ワールドサーキット マルコ・シモンチェリで決勝レースを行ない、アウグスト・フェルナンデス(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温25度、路面温度36度のドライコンディションで争われた。ポールポジションからスタートしたファビオ・ディ・ジャンアントニオ(スピードアップ)が好スタートでトップに立ち、レースをリード。フェルナンデスが2番手に続き、序盤の4周目あたりから二人が抜け出してトップ争いを展開する。
レース中盤には追い上げて来たアレックス・マルケス(カレックス)が追いつき、9周目にはフェルナンデスを交わして2番手に浮上するが、13周目には再びフェルナンデスが2位に復帰。フェルナンデスとマルケスが競り合った結果、わずかにジャンアントニオがリードするが、フェルナンデスはすぐにジャンアントニオとのギャップを縮め、レース終盤に差し掛かるころには再び二人のトップ争いとなる。
ジャンアントニオは最終ラップまでレースをリードするが、最終ラップの1コーナーでフェルナンデスがトップに浮上。しかし、すぐにジャンアントニオもトップを奪還し、ジャンアントニオがトップで最終セクターを迎える。
そして、14コーナーの進入でフェルナンデスがインを差すが、両者接触。フェルナンデスがやや強引に前に出て、そのままトップでチェッカーを受け、前戦イギリスGPに続いてフェルナンデスが2連勝、今シーズン3勝目を飾った。ジャンアントニオは僅差の2位と惜しくもMoto2初優勝を逃したが、Moto2クラスベストタイ、今季2度目の表彰台を獲得。
なお、最終ラップのトップ争いの接触に関して、レース後、二人はFIMスチュワードパネルのヒヤリングを受けたが、その結果、ペナルティ等は科せられず、レースの結果も変わらないことが正式発表された。
マルケスはトップ争いの二人からは遅れたものの3位に入賞し、ランキングトップをキープ。ランキング2位のフェルナンデスとのポイント差は26ポイントとなった。
4位にトーマス・ルティ(カレックス)、サム・ロウズ(カレックス)とブラッド・ビンダー(KTM)が最後まで接戦の5番手争いを展開。ロウズが5位、ビンダーが僅差の6位に入賞。
7位にホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)、8位にチャビ・ビエルヘ(カレックス)、9位にエネア・バスティアニーニ(カレックス)、10位にロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)が入賞した。
長島 哲太(カレックス)はスタート直後は5番手付近をキープしていたが、次第に遅れ、14位走行中の14周目の8コーナーで転倒を喫し、リタイアに終わった。
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