MotoGP第7戦カタルニアGP Moto3 2日目予選
2019/06/16
MotoGP第7戦カタルニアGP、Moto3クラスは、スペインのバルセロナ-カタルニアサーキットで2日目の予選を行ない、ガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)が1分48秒450でポールポジションを獲得した。
午前中のFP3でトップタイムを記録したのはアロン・カネト(KTM)。カネトはフリー走行総合でもトップに立ち、Q2に進出。フリー走行総合15番手以下のライダーによって争われるQ1でトップタイムを記録したのは鈴木 竜生(ホンダ)。Q1上位4名を加えた18名のライダーによって、Moto3クラスのQ2は気温27度、路面温度48度のドライコンディションで争われた。
ロドリゴは計測2周目に1分48秒450を記録してトップに立つと、そのままトップの座をキープ。グランプリ通算4回目となるポールポジションを獲得した。
2番手に1分48秒471で小椋 藍(ホンダ)。小椋はフリー走行総合21番手でQ1に進出。Q1を4番手で終え、Q2に進むと、Q2のラストアタックで1分48秒471を記録して2番手に浮上。ケガからの復帰戦でグランプリ2回目のフロントロウを獲得した。
3番手に1分48秒764でトニー・アルボリーノ(ホンダ)。アルボリーノはフリー走行総合11番手でQ2に進み、ラストアタックで1分48秒764を記録した。
フリー走行総合19番手でQ1に進み、Q1でトップタイムを記録してQ2に進んだ鈴木はセッション序盤にリーダーボードのトップに立ったが、その後逆転され、ラストアタックで自己ベストとなる1分48秒782を記録して4番手につけた。
カネトは1分48秒796で5番手に。6番手に1分48秒809でアルベルト・アレナス(KTM)、7番手に1分49秒072でアロンソ・ロペス(ホンダ)、8番手に1分49秒079でジャウマ・マシア(KTM)が続き、ロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)は2回目のコースインのアタックラップ中にニッコロ・アントネッリ(ホンダ)の転倒に巻き込まれ転倒。1回目のアタックで記録した1分49秒300で9番手となった。10番手に1分49秒454でジョン・マクフィー(ホンダ)。
真崎 一輝(KTM)はフリー走行総合17番手でQ1に進み、Q1は5番手と惜しくもQ2進出を逃した。Q1で記録した1分49秒625で19番手。ワイルドカード参戦の山中 琉聖(ホンダ)はフリー走行総合24番手。Q1で1分49秒675を記録して7番手、21番手。佐々木 歩夢(ホンダ)はフリー走行総合23番手、Q1で1分49秒782を記録して9番手、23番手。鳥羽 海渡(ホンダ)は午前中のFP3で9コーナーで転倒を喫し、フリー走行総合26番手、Q1で13番手となり、総合27番手から決勝に臨む。
なお、予選終了後、FP3でのスロー走行により、6名のライダーが12グリッド降格のペナルティを受けた。上位ではマシアが8番グリッドから20番グリッド、日本人ライダーでは真崎が19番グリッドから31番グリッドに降格となる。また、他のライダーのスリップストリーム待ちをしたことで、ビンセント・ペレス(KTM)に6グリッド降格のペナルティが課せられた。
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