MotoGP第7戦カタルニアGP Moto2決勝
2019/06/17
MotoGP第7戦カタルニアGP、Moto2クラスは、スペインのバルセロナ-カタルニアサーキットで決勝レースを行ない、アレックス・マルケス(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温27度、路面温度47度のドライコンディションで争われた。2番グリッドからトーマス・ルティ(カレックス)が好スタートでレースをリード。ポールスタートのアウグスト・フェルナンデス(カレックス)が続き、2周目には3番手以下に1秒半ほどのリードを取ってトップ争いを展開する。
マルケスは3周目に3番手に浮上すると、5周目にはトップとの差をコンマ5秒ほどに縮め、6周目にはトップ争いの二人に追いつき、トップ争いは3人によるバトルとなる。7周目にはマルケスがフェルナンデスを交わして2番手に浮上。レース中盤の10周目にはフェルナンデスが遅れ、ルティとマルケスのトップ争いとなる。
マルケスは12周目にルティを交わしてトップに立つが、すぐにルティもポジションを挽回し、接戦を繰り広げながら周回を重ねて行くが、終盤に入る17周目あたりからマルケスがリードを取り始め、20周目には約2秒半の差をつけて単独トップに立ち、そのリードを保ったままマルケスがトップでチェッカーを受け、ホームレースを制した。
マルケスはこれでフランスGPから3連勝を達成。前戦までポイントリーダーにつけていたロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)が7周目の10コーナーで転倒リタイアに終わり、マルケスが今シーズン初めてランキングトップに浮上した。
ルティが今シーズン4回目、2戦連続表彰台となる2位に続き、ルティもランキング2位に浮上した。
3番手争いは、レース中盤、ルーキーのファビオ・ディ・ジャンアントニオ(スピードアップ)がフェルナンデスを交わして3番手に浮上していたが、11周目の10コーナーで転倒リタイアに終わり、フェルナンデスが再び3番手となる。しかし、後方からホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)が追い上げ、14周目にナバーロが3番手に浮上。そのまま3位でチェッカーを受けた。ナバーロはランキングでも3位に浮上した。
フェルナンデスは4位に入賞。ルーキートップの5位にエネア・バスティアニーニ(カレックス)が続き、終盤3人のライダーによって接戦が展開された6位争いをルカ・マリーニ(カレックス)が制し、僅差の7位にマーセル・シュローター(カレックス)、8位にチャビ・ビエルヘ(カレックス)が続いた。
フロントロウ3番手からスタートしたサム・ロウズ(カレックス)は序盤は上位を走っていたものの、中盤以降後退。9位でゴールとなった。
長島 哲太(カレックス)は10位に入賞し、6戦連続でポイントを獲得した。
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