鈴鹿8耐 合同テストがスタート
2019/06/03
“コカ・コーラ”鈴鹿8耐の事前テストがスタートした。今回のテストは、4メーカー合同とタイヤメーカーによるテストで、6月3日(月)と4日(火)に実施されている。これらのセッションの合間には、特別スポーツ走行の枠で、8耐参戦を予定するチームも走行している。
1日目の総合トップは、走行3本目に記録されたヤマハファクトリーレーシングチーム中須賀克行の2分05秒409。
8耐4連覇中のヤマハは先日、テック21カラーのYZF-R1で、中須賀、アレックス・ロウズ、マイケル・バン・デル・マークの布陣で戦うことを発表したが、今回のテストには、中須賀と野左根航汰で臨んでいる。ロウズとバン・デル・マークは今週末にSBKを控えていることもあって不参加。
一方、ファクトリーチームを復活させたカワサキは、同様にSBKヘレスラウンドを控えているもののジョナサン・レイとレオン・ハスラムが参加。セッション3本目のタイム、2分06秒378がベストタイムとなった。なお、トルコ人のSBKライダー、トプラク・ラズガットリオグルは参加していない。
鈴鹿8耐奪還に燃えるホンダは、チームHRCとして、高橋巧とステファン・ブラドルが参加。セッション1本目、2本目に高橋はトップタイムを出し、全日本と同様の好調さを見せている。ベストタイムはセッション3本目の2分05秒710。ブラドルも3本目には5番手の2分06秒481をマーク。
ヨシムラは加賀山就臣、渡辺一樹が参加し、2分07秒019がベストタイム。
正式発表はないものの、モリワキからは高橋裕紀と小山知良が参加、テルルMotoUPレーシングからは全日本JSBでもチームメイトの秋吉耕佑と羽田太河に加えて、山口辰也が参加していた。桜井ホンダは、濱原颯道、伊藤真一、作本輝介のトリオ、RS-ITOHからは柳川明、マーク・アチソン、岩戸亮介のトリオで参加している。
テスト二日目の4日(火)は、朝9時から走行スタート。鈴鹿8耐の前売り観戦券を提示すると無料で入場することができる。なお、海外から帰国し、二日目のテストから合流する選手もいるようだ。
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