MotoGP第6戦イタリアGP Moto2決勝
2019/06/03
MotoGP第6戦イタリアGP、Moto2クラスは、イタリアのムジェロサーキットで決勝レースを行ない、アレックス・マルケス(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温28度、路面温度46度のドライコンディションで争われた。好スタートを切ったのは2番グリッドのトーマス・ルティ(カレックス)、ポールポジションスタートのマーセル・シュローター(カレックス)、マルケスの順で続き、序盤はルティとシュローターのチームメイト同士がワンツー体制を築く。
マルケスは5周目にシュローターを交わして2番手に浮上すると、9周目のストレートエンドでルティを交わしてトップに浮上。そこから2番手以下とのリードを広げると、単独トップに立つ。13周目にはその差を約2秒に広げて独走。前戦フランスGPに続いて2連勝を飾った。
マルケスが逃げた後、ルティが中盤の12周目まで2番手をキープしていたが、13周目の7コーナーでルカ・マリーニ(カレックス)がルティを交わして2番手に浮上。そのままマリーニが2位でゴールし、今シーズン初表彰台を獲得。ルティが今シーズン3回目の表彰台となる3位に入賞した。
15番グリッドからスタートしたロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)は、1周目に11番手、6周目には7番手まで挽回。さらにセカンドグループに追いつき、15周目に4番手となると、ルティの背後に迫るが、前に出るまでには至らず、4位でゴールし、ポイントリーダーの座をキープした。
5位にアウグスト・フェルナンデス(カレックス)が続き、エネア・バスティアニーニ(カレックス)がルーキートップ、Moto2ベストリザルトとなる6位に入賞。
7位にホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)が続き、シュローターは中盤には表彰台争いからも脱落し、8位でゴールとなった。9位にサム・ロウズ(カレックス)、10位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(スピードアップ)が入賞。ジャンアントニオはMoto2クラスでは初のトップ10入り、ベストリザルトを記録した。
長島 哲太(カレックス)はスタート直後は10番手前後までポジションを上げたが、1周目を15番手で終え、中盤には12番手まで挽回したものの、14位入賞となった。
代役として初のグランプリ参戦となった名越 哲平(カレックス)は32番グリッドから好ダッシュで1周目を23番手で通過し、3周目までポジションをキープしていたが、4周目の最終コーナーで転倒し、リタイアに終わった。
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