MotoGP第6戦イタリアGP Moto3決勝
2019/06/03
MotoGP第6戦イタリアGP、Moto3クラスは、イタリアのムジェロサーキットで決勝レースを行ない、トニー・アルボリーノ(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温26度、路面温度42度のドライコンディションで争われた。序盤からレースをリードしたのはロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)。レース序盤から集団による接戦が繰り広げられたが、中盤に差し掛かるとトップ集団は8台ほどとなり、終盤まで僅差のバトルが展開される。
最終ラップの1コーナーでトップに立ったのはアルボリーノだったが、ダラ・ポルタが12コーナーで逆転し、最終コーナーをトップで立ち上がる。しかし、背後にぴたりとつけたアルボリーノは、ゴールライン直前、スリップから抜け出して、わずかに前でゴール。0.029秒の僅差でアルボリーノがグランプリ初優勝をホームレースで達成した。
ダラ・ポルタが2戦連続となる2位に入賞。イタリア人ライダーがホームレースでワンツーフィニッシュを達成した。11番グリッドから好スタートで序盤からトップ集団につけたジャウマ・マシア(KTM)が3位に入賞し、今シーズン3回目の表彰台を獲得した。
4位にニッコロ・アントネッリ(ホンダ)、5位にデニス・フォッジア(KTM)のイタリア勢が続き、17番グリッドから好スタートで序盤からトップ集団に加わったジョン・マクフィー(ホンダ)が6位、アロン・カネト(KTM)が僅差の7位に続き、チャンピオンシップリーダーの座をキープした。
鈴木 竜生(ホンダ)は序盤は積極的にトップに立つなど快走を見せ、終始トップ集団の中で戦い、残り2周の10コーナーでトップに立ち、最後までトップ争いに加わったが、トップから0.595秒差の8位入賞となった。セレスティーノ・ビエッティ(KTM)が9位、ダリン・ビンダー(KTM)が10位に入賞。
ワイルドカード参戦の山中 琉聖(ホンダ)は、最後は4人の争いとなった15番手争いに加わり、17位でゴール。佐々木 歩夢(ホンダ)は11番手走行中の16周目の3コーナー立ち上がりで、目の前を走っていた鳥羽 海渡(ホンダ)がハイサイド転倒。佐々木も巻き込まれ、二人とも転倒リタイアに終わった。真崎 一輝(KTM)は1周目の11コーナーで転倒。再スタートしたものの、ピットに戻ってリタイアに終わった。
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