SBK第3戦アラゴン 決勝レース2
2019/04/07
SBK(スーパーバイク世界選手権)第3戦アラゴンラウンドは、スペインのモーターランド・アラゴンで決勝レース2を行ない、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が優勝した。
レース2のグリッドを決めるスーパーポールではバウティスタが独走。10周の超スプリントレースで、2位に5.791秒の差をつけて優勝を果たし、レース2のポールポジションを獲得した。ジョナサン・レイ(カワサキ)とアレックス・ロウズ(ヤマハ)が接戦の2番手争いを展開、レイが2位、ロウズが3位に入賞し、フロントロウに並んだ。
レース2は気温13度、路面温度24度のドライコンディションで争われた。レースはまたしてもバウティスタがスタートから独走。1周ごとに約1秒ずつリードを拡大しながら周回を重ね、18周のレースの15周目には約10秒の大量リードを築き、最後は余裕のクルージングで今季負け知らずの9勝目のチェッカーを受けた。この勝利はドゥカティにとってSBK通算350勝目となった。
2番手争いはチャズ・デイビス(ドゥカティ)、ジョナサン・レイ(カワサキ)、レオン・ハスラム(カワサキ)、アレックス・ロウズ(ヤマハ)の4人が序盤から接戦を展開。デイビスがリードし、僅差でレイ、ハスラム、ロウズが競り合いながら追う展開となるが、終盤に入ると、ロウズが遅れ、レイとハスラムが激しいポジション争いを展開。中盤にはややリードを取っていたデイビスに終盤に入るとレイが追いつき、最終ラップに接戦のポジション争いを展開。2コーナーでレイがデイビスを交わし、そのまま2位でチェッカーを受けた。デイビスはレース1に続いて3位表彰台を獲得。ハスラムが4位に入賞した。
ロウズは終盤遅れ、単独5位でゴール。単独6位にユージン・ラバティ(ドゥカティ)が入賞。3人による7番手争いを制して、7位にジョルディ・トーレス(カワサキ)が続き、僅差の8位にマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)、9位にマイケル・リナルディ(ドゥカティ)が入賞。リナルディから1.022秒さの10位にサンドロ・コルテセ(ヤマハ)が入賞した。
11位にマルコ・メランドリ(ヤマハ)、12位にトム・サイクス(BMW)、13位にレオン・キャミア(ホンダ)が入賞。
清成 龍一(ホンダ)はスーパーポールレースで13位に入賞。レース2は13番グリッドからスタートし、14位に入賞。15位にマーカス・ライターバーガー(BMW)が続き、トプラック・ラズガットリオグル(カワサキ)は8周目にマシントラブルでリタイア。アレッサンドロ・デルビアンコ(ホンダ)は10周を終えて、ピットに戻りリタイアとなった。
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