MotoGP第3戦アメリカズGP プレビュー
2019/04/11
今週末、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で、MotoGP第3戦アメリカズGPが開催される。
アメリカズGPは今年で7回目の開催となるグランプリ。アメリカでは以前はラグナ・セカで開催されていたアメリカGP、インディアナポリスで開催されていたインディアナポリスGPと年間3戦が開催されていた時期もあったが、現在はこのアメリカズGPのみの開催となっている。
アメリカズGPの舞台はテキサス州オースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)。テキサス州の州都、オースティンの郊外にある2012年にオープンしたコースで、MotoGPシリーズは2013年から開催されている。
COTAは1周5.513kmのコース全長を持ち、シリーズ19戦中、シルバーストン、セパンに続くロングコース。左11、右9の計20コーナーで構成され、バックストレートは約1.2kmと長く、昨年はマルク・マルケス(ホンダ)が347.7km/hのトップスピードを記録している。
しかし、1周の平均速度はタイトコーナーが多いために2014年に記録されたサーキットレコードでも160.6km/hと、意外に低く、ヘレス、ル・マンなどとほぼ同じレベルで、どちらかと言えば、中・低速コースに分類される。
スタート直後の1コーナーに向けては急な上りで、タイトな左曲がりの1コーナーを抜けた後は、右、左と連続して切り返す中・高速コーナーが続き、バックストレートを抜けた後の後半セクションは、低・中速コーナーが連続する反時計回りのレイアウトとなっている。ハードブレーキングポイントも多く、最大高低差も41mとテクニカルなサーキットだ。
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