全日本RR第1戦もてぎ_中須賀克行がついに1分46秒台に突入してポールポジション
2019/04/06
木曜日、金曜日の特別走行からコースレコードを更新する好タイムがマークされていたJSB1000クラス。大きな注目を集めた予選では、セッション開始早々に中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、高橋巧(Team HRC)が1分47秒台でのアタック合戦を開始。そこに野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)も参戦。3台での争いに発展する。
中須賀と高橋巧のタイムが接近し、周回ごとに息を飲む展開。
セッション残り8分。中須賀がついに1分46秒台に突入。高橋巧は1分47秒どまり。これで決着がついた。ゼッケン1番を取り戻した中須賀が開幕戦ポールポジションを獲得。セカンドタイムでも僅差で中須賀が勝り、レース1、レース2共にポールポジションからスタートすることになった。トップ中須賀から5番手の渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN)までがコースレコードを更新するハイレベルな戦いだった。
中須賀は「事前テストから各メーカー去年よりもタイムが詰まっていて、接戦になるだろうと思っていました。フロントロウは確保したいと思っていたので、2レース共にポールポジションが取れてよかったです」とコメント。コースレコードを1秒半以上も更新したものの「高橋巧選手はいいアベレージを刻んでいる」と厳しい表情。「勝たなきゃ意味がない。午後のレース1に向けてしっかり準備をします」と気を引き締めていた。
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