MotoGP第1戦カタールGP MotoGP 2日目予選
2019/03/10
MotoGP第1戦カタールGP、MotoGPクラスは、カタールのロサイル・インターナショナルサーキットで2日目の予選を行ない、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が1分53秒546でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはマルク・マルケス(ホンダ)。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1でトップタイムを記録したカル・クロッチロウ(ホンダ)、2番手の中上 貴晶(ホンダ)の二人を加えた12名のライダーによって、Q2は現地時間20時25分から15分間、気温17度、路面温度16度のドライコンディションで争われた。
Q2で開始4分すぎにトップに立ったのは、フランコ・モルビデリ(ヤマハ)。ファビオ・クアルタラーロ(ヤマハ)、アレックス・リンス(スズキ)が次々にファステストを更新する。そして、Q1からQ2に進出した中上が開始4分25秒で1分54秒585を記録してトップに浮上。しかし、その直後にビニャーレスが1分53秒844をマークしてトップに立ち、1回目のアタックを終える。
ビニャーレスは2回目のアタックでも残り2分を切ったところで、1分53秒546とファステストを更新。昨年の最終戦バレンシアに続いてポールポジションを獲得した。ビニャーレスはフリー走行3回目では8番手に終わったが、Q2直前のフリー走行4回目ではトップと僅差の3番手につけており、テストから順調に調整を進めている様子。
終盤のアタックで1分53秒744を記録したアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が2番手に続き、マルケスもラストアタックで1分53秒745を記録して3番手とフロントロウを確保。マルケスはフリー走行3回目に16コーナーで転倒、フリー走行4回目でも2コーナーで転倒を喫しており、風が強く、路面温度の低いコンディションに悩まされた様子。
インディペンデントチームトップの4番手に1分53秒809でジャック・ミラー(ドゥカティ)が続いたが、ミラーはアタックラップ中に2コーナーで転倒を喫してしまった。ルーキートップの5番手に1分53秒946でファビオ・クアルタラーロ(ヤマハ)。
Q1トップでQ2に進出したクロッチロウは、ラストアタックで1分54秒095を記録し6番手に浮上。7番手に1分54秒200でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、8番手に1分54秒236でモルビデリが続き、中上は2回目のアタックで自己ベストを更新することができなかったものの、1分54秒239で9番手とトップ10入り、MotoGPクラスベストグリッドを獲得した。
10番手に1分54秒257でアレックス・リンス(スズキ)が続いたが、リンスもフリー走行3回目と4回目に2コーナーで転倒を喫している。ルーキーのジョアン・ミル(スズキ)は1分54秒390で11番手。アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分54秒917で12番手に続き、ここまでがQ2の結果でグリッドを決定。
こんな記事も読まれています