ミシュラン、ナイター照明のもとでのシーズンキックオフに向け準備は万全
2019/03/08
このレースのためのタイヤの割り当ては、これまでのシーズンと同様に、フロントとリアにMICHELIN Power slickタイヤのソフト(ホワイトバンド)、ミディアム(バンドなし)、そしてハード(イエローバンド)です。
ロサイルでのフロントタイヤは、左右対称設計ですが、リアは右側をよりハードにした左右非対称設計としています。これは10の右コーナーと6つの左コーナーで構成されるこのサーキットで最適なパフォーマンスを発揮させるための選択です。
フロントのハードタイヤは、このレースを前に実施されたテストで成果を示した新しいコンパウンドのもので、一方リアのソフトはミシュランがタイヤレンジに加えた新しいテクノロジーのタイヤで、シーズン前のテストではライダーから非常にポジティブな反応を得ています。より優れた安定性とグリップを提供するために設計されたタイヤです。
雨天となり、レースコントロールが許可すれば、MICHELIN Power rain タイヤが用意されます。フロントとリアともにソフト(ブルーバンド)とミディアム(バンドなし)のコンパウンドで、リアはこちらも左右非対称設計です。
ミシュランとMotoGPライダーの22選手は金曜日午後に行われる最初のフリープラクティスセッションから走行を開始し、その後照明のもとで行われる夜間のフリープラクティスが実施されます。今年の選手の中にはフランチェスコ・バニャーヤ(Alma Pramac Racing)、ジョアン・ミル(Team SUZUKI ECSTAR)、ミゲール・オリベイラ(Red Bull KTM Tech 3)、そして新チームPetronas Yamaha SRT から参加のファビオ・クアルタラーロという4名の新人が加わっています。
土曜日日中にさらにプラクティスが行われ、その後、公式予選が投光照明のもとで実施されます。2019年のMotoGPシーズン最初のグランプリ、22周で争われるレースは3月10日(日)、現地時間の20時00分、日本時間の午前2時00分にスタートします。
2輪モータースポーツグループ・マネージャー:ピエロ・タラマッソ
「開発していた新しいコンパウンドのスリックタイヤを導入し、私たちはこのオフシーズンをたいへん実りあるものとすることができました。ライダーたちがそのパフォーマンスに非常に満足してくれたので、新しいスリックは2019 年のタイヤレンジに加えています。これらのタイヤはむしろヨーロッパのコースを狙ったものですが、ロサイルに理想的と判断したため割り当てに加えることにしました。私たちは新しいシーズンを楽しみにしています。新しいライダー、新しいバイク、それにバイクのメーカーを変更したチームもあるので、私たちの技術者全員が取り組むべきことはたくさんあります。私たちはチャレンジの準備ができていますし、だれもがレースモードに戻ることを待ち望んでいます。ロサイルは、特別な制約のある非常にユニークなサーキットですが、ミシュランにとってはMotoGP へのカムバック以来、いいトラックとなっています。私たちが臨むどのサーキットでもそうですが、今年もこのサーキットで、パフォーマンスをプッシュしていく覚悟です」
※ミシュランからの公式リリース
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