ミシュラン、ナイター照明のもとでのシーズンキックオフに向け準備は万全
2019/03/08
カタールGPに向けて準備が整ったミシュラン
ミシュランMotoGP第1戦カタールGPプレビュー
ミシュランはシーズン開幕前のテストをすべて完了し、2019年MotoGP™世界選手権に向けてカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットでフラッドライトのもと開催される第1戦、VisitQatar Grand Prix (※カタール・グランプリ)への準備が整いました。
クレルモン・フェランでの冬の間の開発、マレーシアのセパン・サーキット、そして最近ロサイルで実施したテストを経て、全19戦で争われる今シーズンの要求に応えるべくミシュランチームはスリックタイヤ用に新しいコンパウンドを導入しています。この新たにタイヤレンジに導入したものも含め、ミシュランは今シーズン供給するタイヤの割り当てをすべて主催者とチームに提示。各サーキットに持ち込むタイヤのコンパウンドを事前に通知しています。
カタールGPは現在、MotoGP恒例のシーズン開幕戦となっている他、選手権カレンダー中唯一のナイトレースでもあり、その特徴に極めてユニークな印象を加えています。周囲の砂漠から吹き込む砂によって路面はタイヤを非常に摩耗させやすくし、夜間に気温が下がると非常に滑りやすく路面のグリップレベルが低下します。こうした問題にもかかわらず、ミシュランは2016年のMotoGP復帰以来、全長5,380mのこのサーキットでは常に好成績を収めており、現在ラップレコードとレースのレコードタイムをすべて保持しています。
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