MotoGP第2戦アメリカズGPは、アメリカのテキサス州にあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で予選を行なった。二日目も天候に恵まれ、各クラス、ドライコンディションで開催された。
MotoGPクラスではマルク・マルケス(ホンダRC213V)が2分02秒773でポールポジションを獲得。マルケスは3回のフリー走行をトップタイムで予選2回目に進出。予選直前のフリー走行4回目でもトップタイムを記録し、ここまでのセッションをパーフェクトに戦った。15分の予選2回目でも、開始4分でトップに立つと、2回目のアタックでコースレコードを更新する2分02秒886を記録。一度ピットに戻り、リアにニュータイヤを入れてアタックに出ると、2分02秒815とファステストを更新。チェッカーぎりぎりでこのタイムをマークした後に最後のアタックを行ない、2分02秒773までタイムを縮めて圧倒的な速さで2戦連続となるポールポジションを獲得した。
2番手に2分03秒062でダニ・ペドロサ(ホンダRC213V)。3番手に2分03秒196でステファン・ブラドル(ホンダRC213V)が続き、ホンダ勢がフロントロウを独占。
オープンクラスのアレックス・エスパロガロ(フォワード-ヤマハ)が2分03秒240で4番手に続いた。アレックス・エスパロガロはフリー走行3回の総合では12位となり、予選1回目に出走して2番手で予選2回目に進出していた。
5番手に2分03秒243でホルヘ・ロレンソ(ヤマハYZR-M1)、6番手に2分03秒244でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハYZR-M1)が続き、ヤマハ勢はファクトリーがオープンの後塵を拝することになった。
7番手に2分03秒780でカル・クロッチロウ(ドゥカティGP14)。8番手に2分03秒800でブラッドリー・スミス(ヤマハYZR-M1)。9番手に2分03秒842でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティGP14)。10番手に2分03秒846でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティGP14)。ポル・エスパロガロ(ヤマハYZR-M1)は2分03秒913で11番手。
予選1回をトップで通過したアルバロ・バウティスタ(ホンダRC213V)が2分03秒923で12番手。以下、予選1回目の順位で、スコット・レディング(ホンダRCV1000R)が2分04秒617で13番手。ニッキー・ヘイデン(ホンダRCV1000R)が2分05秒062で14番手。ヨニー・ヘルナンデス(ドゥカティGP14)が2分05秒677で15番手で続き、16番手に2分05秒788で青山 博一(ホンダRCV1000R)。
17番手に2分06秒239でカレル・アブラハム(ホンダRCV1000R)。18番手に2分06秒270でエクトル・バルベラ(FTR)。19番手に2分06秒741でコーリン・エドワーズ(フォワード-ヤマハ)。20番手に2分06秒939でマイケル・ラバティ(PBM)。21番手に2分07秒403でブロック・パークス(PBM)。22番手に2分07秒745でダニロ・ペトルッチ(ART)。23番手に2分07秒761でマイク・デ・ミオ(FTR)の順となった。
Moto2クラスではエステブ・ラバット(カレックス)が2分10秒135でポールポジションを獲得した。Moto2クラスの予選は気温28度、路面温度45度のドライコンディションで争われた。セッション序盤から終盤までリーダーボードのトップをキープしたのはヨハン・ザルコ(ケータハム・スーター)。ザルコは最後のアタックで自己ベストを更新してポールポジション獲得かと思われた。ところが、ラバットが最後のアタックで2分10秒135を記録してサーキットベストを更新。開幕戦に続いてポールポジションを獲得した。
2番手に2分10秒401でザルコ、3番手に2分10秒422でドミニケ・エジャーター(スーター)。4番手に2分10秒666でハビエル・シメオン(スーター)。5番手に2分10秒702でフリアン・シモン(カレックス)。6番手に2分10秒708でマーベリック・ビニャーレス(カレックス)。7番手に2分10秒748でジョナス・フォルガー(カレックス)。8番手に2分10秒789でシモーネ・コルシ(フォワード・KLX)が続き、中上 貴晶(カレックス)は2分10秒851で9番手。10番手に2分10秒857でマーセル・シュローター(テック3)と、トップから10番手までコンマ7秒差の接戦の予選となった。長島 哲太(TSR)は2分13秒352で30番手から決勝に臨む。
Moto3クラスはジャック・ミラー(KTM)が2分16秒342でポールポジションを獲得。Moto3クラスの予選は気温26度、路面温度36度のドライコンディションで争われた。
ミラーはセッション序盤からリーダーボードのトップをキープ。開始10分過ぎに自己ベストを更新。さらに中盤の20分過ぎに2分16秒342を記録。そのままトップで今季初ポールポジションを獲得した。初日トップのエフレン・バスケス(ホンダ)は午前中のフリー走行3回目でもトップタイムを記録し、予選はセッション終盤のアタックで2分16秒689を記録したが、自己ベストに届かず2番手となった。3番手に2分16秒899でアレックス・リンス(ホンダ)。リンスは残り10分を切ったあたりで2番手に浮上したが、その後バスケスに逆転されて3番手に後退。終盤のアタックで自己ベストを更新したが、順位は変わらず3番手となった。
4番手に2分17秒352でアレックス・マルケス(ホンダ)。5番手に2分17秒468でニッコロ・アントネッリ(KTM)。6番手に2分17秒524でヤコブ・コンフェイル(KTM)。7番手に2分17秒552でアレックス・マスブー(ホンダ)。8番手に2分17秒603でロマーノ・フェナティ(KTM)。9番手に2分17秒647でイサック・ビニャーレス(KTM)。10番手に2分17秒958でブラッド・ビンダー(マヒンドラ)の順で続いた。