★レプソル・ホンダチーム
マルク・マルケス
「ラップタイムを見たときには、みんなと同じように正直驚いた。とにかく、今日はみんなが速かった。こんなにいいラップタイムをマークできてうれしいけど、午前のコースインからすごく快適だったことが一番大切だ。レースシミュレーションを実行して、とてもよかった。もしかしたら、1ラップだけのタイムよりも重要だろう。シミュレーション中には異なるマッピングを試した。幾つか異なることを試しながら走った。ニューバイクが2014年型と同等のレベルにあることが重要で、まだ大きな改善の余地がある。2度目のテストでどのくらい前進できるか楽しみだ」
ダニ・ペドロサ
「リアの分野で進歩したから、今日の仕事に満足。まだ改良の余地があるけど、全体的に重要な前進を果たした。チームは結束して一緒にすごくよい仕事をしたから、すごくうれしい。初めてシミュレーションを実行した。当然幾つかの改善点があるけど、最初としてはすごくよかった」
Photo/Honda
バレンティーノ・ロッシ
「今日はより満足な内容だった。いい1日でいい仕事ができた。特に全てのことを試して、開発の継続に向けて必要なことを決断した。1分59秒4はセパンにおける僕のキャリアのベストラップだからとてもうれしい。昨年からコンマ3秒速い。確かに今日のコンディションはよかったけど、昨日と比較して、マシンのセッティングが大きくよくなり、僕のペースはそれほど悪くなかった。レースシミュレーションにトライしたけど、パフォーマンスは100%ではなかった。異なるパーツを試して、幾つかよいパーツがあれば、そうじゃないパーツもあった。シミュレーションのペースはすごくよかったから、テストはポジティブだった」
ホルへ・ロレンソ
「午前中はラップタイムをマークするには、マシンがブレーキングでうまく止まらなかったから、あまりよくはなかった。ブレーキングの改良に向けてセットアップを調整したけど、新品タイヤでいいラップタイムが記録できなかった。1分58秒台で走ることができなかったかもしれないけど、1分59秒の前半を刻むことができたと思う。レースシミュレーションは最も気温が高い時間帯の中で、僕たちのペースは非常に安定していた。もし、明日レースが開催されれば、優勝争いができるだろう。これはポジティブだ。マシンはバレンシアのテストと比較して少しよくなった。2度目のテストでは大きな進歩にトライしたい」
Photo/Yamaha
アンドレア・ドビジオーゾ
「ポジティブだったテストを終えて、帰国できることがとてもうれしい。初日から今日の午後までコンスタントによくなった。午後には2号車に乗り換えて、変更した場合の方向性を確認するために異なるセッティングを試した。最新のソフトウェアも試した。3日間で大量の仕事に取り組み、素晴らしい仕事をしてくれたスタッフたちに満足。次回に投入されるGP15が楽しみだけど、この数カ月間の進歩がうれしい」
アンドレア・イアンノーネ
「シャーシと電子制御の改良、ニューマシンにとって有効となるテストの実施が目標だったから、3日間のテストに満足している。僕たちは3日間を通じて速かった。これは非常に重要なこと。それに、セパンで個人的な目標に設定していた2分00秒台を突破した。唯一ネガティブなことは、午前中に使用可能な1本のソフトタイヤで完璧なラップを実現できなかったことだけど、他の仕事はとてもよかった。それに昨日は実行したロングランで興味深く安定したラップタイムを刻むことができた。満足感を持ってイタリアに帰国する。ニューマシンのテストがとても楽しみだ」
Photo/Ducati
アレックス・エスパルガロ
「全体的に今年初テストに満足しているし、エンジンの信頼性は大きく向上した。3日間通してトラブルなくテストを終えることができ、チームの雰囲気もすばらしい。一緒に働いているスタッフを家族のように感じるよ。マシンの進歩もハッピーだ。ヤマハとドゥカティにはそれほど大きな差がないと思う。ホンダとは1.6秒差があるから、次のテストまでに改善する必要がある。全てが新しいマシンだから、シーズン序盤は容易ではないだろうが、ボクは楽観的だ」
マーベリック・ビニャーレス
「テスト初日から懸命に働き、大きなステップを図ることができたのでとてもハッピー。3日間、車体のセットアップに取り組み、初日から2秒以上タイムを更新したので、非常に満足している。次のテストではエンジンのセットアップに取り組みたい。シャーシは完ぺきで100%プッシュすることができる。タイヤの使い方に少し苦労しているが、Moto2マシンと違ってベストなラインを見つけるのが難しいが、テストを通じて改善することができた。3日間、チームのスタッフが懸命に仕事をしてくれたのはとてもハッピーだし、次のテストが楽しみだ」
Photo/Suzuki