Photo/Yamaha
ヤマハはセパンテスト期間中の2月5日に、マレーシアのクアラルンプール国際空港内にあるホテルで、「ヤマハ・モータースポーツ・メディア発表会」を開催。今年60年を迎えるモータースポーツ活動の方針及びMotoGPクラスの参戦体制、アジア・アセアン地区で実施する新たな施策に関して発表した。
発表会にはモビスター・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソ、モンスター・ヤマハ・テック3のポル・エスパルガロとブラドリー・スミス、YZR‐M1のリース契約を結ぶフォワード・レーシングのステファン・ブラドルとロリス・バスら参加。
発表会の席上、ヤマハ発動機株式会社代表取締役副社長執行役員/技術本部長の木村隆昭氏は、「当社のモータースポーツ活動は、1955年の会社創立とともに始まり、以来60年、現場でチャレンジを続け、それに歩調を合わせるように二輪車事業を確立、拡大し、グローバル企業として世界の人々に新たな感動と豊かな生活を届けてきました。現在は『ブランディング』、『技術のフィードバック』、『普及活動』という方針を掲げていますが、今年は、この方針のもと将来に向けた戦略を実行に移して行きます。もちろん、勝利へのチャレンジも続け、60年目に相応しく、未来への布石となる1年にしたいと思っていますので、是非ご期待ください」と述べた。
また、ヤマハは日本のスポーツウエアメーカーのデサントとオフィシャルスポンサー契約に合意。デサントがヤマハのファクトリーチームにオフィシャルチームウエアを供給することになった。