SBK第7戦チェコ 決勝レース2
2018/06/11
SBK(スーパーバイク世界選手権)第7戦チェコラウンドは、チェコのブルノサーキットで決勝レース2を行ない、アレックス・ロウズ(ヤマハ)が優勝した。
レース2は気温27度、路面温度43度のドライコンディションで行なわれた。2番グリッドからスタートしたロウズはスタートからトップを争い、1周目をトップで戻って来たのはマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)だったが、ロウズは2周目にはトップに浮上。3周目に2番手に上がって来たマルコ・メランドリ(ドゥカティ)とトップ争いを繰り広げる。メランドリは5周目にロウズを交わしてトップに浮上するが、その直後の3コーナーでオーバーラン、大きく順位を落とす。
これで単独トップとなったロウズは、ファン・デル・マークとワンツー体制を形成、常にトップ争いをリードして18周のレースを走り抜き、SBK初優勝を達成した。ファン・デル・マークは終盤にロウズから遅れ、単独2位でゴール。ヤマハがワンツーフィニッシュを達成した。
3位にチャズ・デイビス(ドゥカティ)が入賞。ユージン・ラバティ(アプリリア)が4位、ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)が5位に続き、マイケル・リナルディ(ドゥカティ)が6位とSBKベストリザルトを獲得。
レオン・キャミア(ホンダ)が7位、チャビ・フォレズ(ドゥカティ)が8位、トプラック・ラズガットリオグル(カワサキ)が9位、ロマン・ラモス(カワサキ)が10位に続いた。
ロリス・バズ(BMW)は11位、ジェイク・ガニエ(ホンダ)は12位、パトリック・ヤコブセン(ホンダ)は13位、ヨニー・エルナンデス(カワサキ)は14位に入賞。メランドリは序盤のコースオフで順位を大きく後退したが、走り切って15位に入賞した。
トム・サイクス(カワサキ)は5番手を走っていた6周目の10コーナーで転倒、再スタートしたものの、16位でゴールとなった。ジョナサン・レイ(カワサキ)は6番手を争っていた3周目の12コーナーで転倒、リタイアに終わった。この転倒を巡っては、このときポジションを争っていたサイクスとの接触が疑われ、審議対象となったものの、最終的に問題はなかったとの判断が下された。レイは今シーズン初のリタイアを喫したものの、ランキングトップをキープしている。
WSS(スーパースポーツ世界選手権)クラスでは、ジュール・クルゼール(ヤマハ)とサンドロ・コルテセ(ヤマハ)が最終ラップまで接戦のトップ争いを繰り広げ、クルゼールが優勝、僅差の2位にコルテセが入賞。ラファエル・デ・ローサ(MVアグスタ)が単独3位に入賞した。大久保 光(カワサキ)は13位に入賞。
こんな記事も読まれています