MotoGP第6戦イタリアGP Moto2決勝
2018/06/04
MotoGP第6戦イタリアGP、Moto2クラスは、イタリアのムジェロサーキットで決勝レースを行ない、ミゲール・オリベイラ(KTM)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温27度、路面温度43度のドライコンディションで争われた。好スタートでトップに立ったのは2番グリッドからスタートしたマーセル・シュローター(カレックス)だったが、スタート直後の2コーナーで転倒してしまう。
1周目をトップで戻って来たのはアレックス・マルケス(カレックス)。フランチェスコ・バニャーヤ(カレックス)、オリベイラの順で続き、2周目にファステストラップを記録したオリベイラがトップに浮上する。
序盤からトップ集団の背後につけたマッティア・パシーニ(カレックス)が5周目にトップに浮上、中盤の13周目までレースをリードするが、パシーニは14周目の1コーナーで転倒、再スタートしたものの、ピットに戻ってリタイアとなってしまう。
これで再びオリベイラがトップに浮上、ロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)とトップ争いを展開する。最終ラップにトップで進入したのはバルダッサーリだったが、5コーナーの立ち上がりでマシンが振られ、続く6、7コーナーでオリベイラがトップに浮上、そのままポジションを守ってトップでチェッカーを受け、今シーズン初優勝を達成した。
僅差の2位にバルダッサーリが続き、最終ラップにバニャーヤとの3番手争いの攻防を制したホアン・ミル(カレックス)がMoto2クラス初表彰台となる3位に入賞。バニャーヤは僅差の4位に終わったが、ランキングトップをキープした。
5位にアレックス・マルケス(カレックス)、6位にブラッド・ビンダー(KTM)、7位にルカ・マリーニ(カレックス)、8位にアンドレア・ロカテッリ(カレックス)、9位にチャビ・ビエルヘ(カレックス)、10位にシモーネ・コルシ(カレックス)が入賞。長島 哲太(カレックス)は序盤から入賞圏内の13番手前後を走行していたが、16周目の3コーナーで、インを突いてきたエクトル・バルベラ(カレックス)が長島を巻き込むように転倒、長島はリタイアに終わってしまった。
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