SBK第7戦チェコ 決勝レース1
2018/06/10
SBK(スーパーバイク世界選手権)第7戦チェコラウンドは、チェコのブルノサーキットで決勝レース1を行ない、ジョナサン・レイ(カワサキ)が優勝した。
予選のスーパーポール2でトップタイムを記録、ポールポジションを獲得したのはトム・サイクス(カワサキ)。2番手にレイが続いた。レース1は3周目にマイケル・リナルディ(ドゥカティ)が5コーナーで転倒、クラッシュパッドが破損したため、トップ集団が4周目に差し掛かったところで赤旗が掲示され、中断となってしまう。約23分間の中断を経て、レースは予定より1周減算の17周で再スタートが切られるが、再スタート時に後方グリッドの数名がスタートシグナルが消灯する前に飛び出し、再びスタートディレイとなる。この結果、レース1はさらに1周減算の16周で争われることになった。
最初のスタートでトップに立っていたレイは、再スタートレースでも1周目からトップに立つと、2周目には2番手以下に約1秒7のリードを取り、周回ごとにその差を広げて独走。今シーズン6勝目を記録し、SBK通算60勝目を達成した。
序盤、2番手争いを抜け出したマルコ・メランドリ(ドゥカティ)が2位に入賞。メランドリは2番手に浮上した後、レイを追ったものの、その差を縮めることはできなかった。予選でポールポジションを獲得したサイクスはメランドリに交わされた後、3番手をキープし、単独3位でゴール。
終盤にチームメイトとの4番手争いを制したマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)が4位に入賞。アレックス・ロウズ(ヤマハ)が5位に続いた。
ユージン・ラバティ(アプリリア)は中盤に6番手争いを制して単独6番手に立つと、そのまま6位に入賞。7番手争いを制したロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)がは7位に続いた。中盤までラバディと6番手争いを展開していたチャズ・デイビス(ドゥカティ)は終盤に遅れ、サバドーリにも交わされて8位。僅差の9位にレオン・キャミア(ホンダ)が続いた。
トプラック・ラズガットリオグル(カワサキ)はキャミアから3秒6遅れの単独10位でゴール。ヨニー・エルナンデス(カワサキ)が11位、レアンドロ・メルカド(カワサキ)が12位、ロマン・ラモス(カワサキ)が13位、チャビ・フォレズ(ドゥカティ)が14位、リナルディが15位にに入賞。
パトリック・ヤコブセン(ホンダ)が16位、オンドレ・ジェゼック(ヤマハ)が17位でチェッカーを受け、ロリス・バズ(BMW)は終盤に13コーナーで転倒、再スタートし18位でゴール。ジョルディ・トーレス(MVアグスタ)は3周を回り、ピットに戻ってリタイア、ジェイク・ガニエ(ホンダ)は4周を回り、ピットに戻ってリタイアした。
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