MotoGP第6戦イタリアGP MotoGP決勝
2018/06/04
MotoGP第6戦イタリアGP、MotoGPクラスは、イタリアのムジェロサーキットで決勝レースを行ない、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が優勝した。
MotoGPクラスの決勝レースは気温29度、路面温度51度のドライコンディションで争われた。ロレンソは2番グリッドから好スタートでトップに立つと、そのままレースをリード。序盤はマルク・マルケス(ホンダ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)らがロレンソを追ったが、マルケスは5周目の10コーナーで転倒、再スタートしたものの、最後尾まで後退してしまう。
ロレンソは中盤には2番手に浮上して来ていたドビジオーゾとの間に約1秒のリードを取ると、そのまま一度もトップの座を譲ることなく、最終的に約6秒差をつけて独走でチェッカーを受け、2016年最終戦バレンシア以来の優勝を達成。ドゥカティのホームレースで、移籍後初の優勝を達成した。
単独2位にドビジオーゾが続き、ドゥカティがワンツーフィニッシュを達成。3位争いは終盤、ロッシ、イアンノーネ、リンスがバトルを繰り広げたが、ロッシが単独3位をキープしたまま、今シーズン3回目となる表彰台を獲得。
最後はチームメイト同士のバトルとなった4位争いをイアンノーネが制し、僅差の5位にリンスが続いた。カル・クロッチロウ(ホンダ)が6位に続き、レース中盤まで表彰台争い、3番手を走行していたダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)はロッシ、イアンノーネらに相次いで交わされ、7位でゴール。
僅差の8位にマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、9位にアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、10位にヨハン・ザルコ(ヤマハ)が入賞した。 ポル・エスパルガロ(KTM)が11位、ハフィス・シャリン(ヤマハ)が12位、ティト・ラバット(ドゥカティ)が13位、ブラドリー・スミス(KTM)はが位、フランコ・モルビデリ(ホンダ)が15位に入賞。マルケスは転倒後、すぐに再スタートしたものの、16位まで挽回したところでチェッカー、ノーポイントに終わった。ハビエル・シメオン(ドゥカティ)が17位に続き、中上 貴晶(ホンダ)はスタート直後の2コーナーで、転倒したダニ・ペドロサ(ホンダ)に接触されて転倒、一度ピットに戻った後、再びコースに戻り、トップから5周遅れとなったものの、18位で完走。
アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)は19周を回った後、ピットに戻ってリタイア。ジャック・ミラー(ドゥカティ)は2周目に4コーナーで、トーマス・ルティ(ホンダ)は2周目に4コーナーで、カレル・アブラハム(ドゥカティ)とスコット・レディング(アプリリア)は1周目の最終コーナーで転倒リタイアに終わった。
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