MotoGP第3戦アメリカズGP Moto2決勝
2018/04/23
MotoGP第3戦アメリカズGP、Moto2クラスは、アメリカのテキサス州にあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で決勝レースを行ない、フランチェスコ・バニャーヤ(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温21度、路面温度33度のドライコンディションで争われた。ポールポジションからアレックス・マルケス(カレックス)が好スタートを切りレースをリード。マッティア・パシーニ(カレックス)、チャビ・ビエルヘ(スーター)が続く。2番グリッドからスタートしたサム・ロウズ(KTM)は1周目の17コーナーで転倒、再スタートするが大きく遅れてしまう。
マルケスは5周目には2番手以下に約1秒のリードを取り、独走態勢に入るかに見えたが、4周目に2番手に浮上したバニャーヤがその後、マルケスとの差を縮め、レース中盤の9周目には背後まで追いつく。バニャーヤとマルケスはポジションを入れ替えながらバトルを繰り広げるが、13周目のバックストレートエンドの12コーナーでバニャーヤがトップに出ると、マルケスが少しずつ遅れはじめ、残り2周でその差は約2秒に拡大。バニャーヤがリードを守り切り、開幕戦カタールに続いて2勝目を記録した。
マルケスは2位でゴール。ミゲール・オリベイラ(KTM)は終盤にマルケスとの差を縮めたが、背後に迫るまでには至らず、前戦アルゼンチンに続いて3位表彰台を獲得した。
ルーキーのホアン・ミル(カレックス)が終盤に追い上げて、Moto2ベストとなる4位に入賞。イケル・レクオナ(KTM)がグランプリベストなる5位に入賞した。
6位にブラッド・ビンダー(KTM)、パシーニが7位に続き、、8位にホルヘ・ナバーロ(カレックス)、9位にドミニク・エガター(KTM)、10位にロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)が入賞。、長島 哲太(カレックス)は19位でチェッカーを受けた。
チャンピオンシップ争いでは、2勝目を記録したバニャーヤが57ポイントとランキングトップに浮上。10ポイント差のランキング2位にパシーニ、パシーニと同ポイントのランキング3位にマルケスの順となった。
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