MotoGP第11戦オーストリアGP Moto2決勝
2017/08/14
MotoGP第11戦オーストリアGP、Moto2クラスは、オーストリアのレッドブル・リンクで決勝レースを行ない、フランコ・モルビデリ(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温21度、路面温度33度のドライコンディションで争われた。スタート直後の1コーナー立ち上がりでファビオ・クアルタラーロ(カレックス)が転倒、さらに後方でも接触が起き、計7名が巻き込まれてしまった。
モルビデリは序盤からレースをリード、トーマス・ルティ(カレックス)、アレックス・マルケス(カレックス)、ポールスタートのマッティア・パシーニ(カレックス)が序盤からトップ集団を形成。パシーニは序盤にトップ争いから遅れ始め、モルビデリは中盤に差し掛かるころにペースを上げて、一度は逃げに入るが、マルケスとルティが接戦を繰り広げながらモルビデリを追撃し3人によるトップ争いとなる。
中盤すぎにはマルケスがモルビデリがトップを奪うが、すぐにモルビデリもトップを取り戻す。トップ3が激しく競り合う名かで、終盤にミゲール・オリベイラ(KTM)が追いつき、トップ争いは4人となる。
しかし、残り6周となったあたりで再びモルビデリがトップ争いから抜け出し、2番手争いはマルケス、ルティ、オリベイラの3人となる。ファステストを記録して2番手争いに加わったオリベイラだったが、21周目の8コーナーでハイサイド転倒、リタイアに終わる。
モルビデリは終盤にリードを広げて単独トップに立つと、そのままチェッカーを受け、シーズン7勝目を記録。マルケスが2位で続き、マルクVDSがワンツーフィニッシュを飾った。3位にルティが入賞。チャンピオンシップ争いではモルビデリがトップをキープ、2位のルティとの差を26ポイントに広げた。マルケスはランキング3位をキープ。
序盤からセカンドグループを走行していたフランチェスコ・バニャーヤ(カレックス)、が4位に入賞。パシーニは5位に終わり、誕生日を勝利で飾ることはできなかった。
中上 貴晶(カレックス)は6位に入賞。僅差の7位にブラッド・ビンダー(KTM)が続き、8位にホルヘ・ナバーロ(カレックス)、9位にドミニク・エガター(スーター)、10位にハーフィス・シャハリン(カレックス)の順で入賞。
長島 哲太(カレックス)は1周目21位から追い上げ、11位に入賞。Moto2クラスベストリザルトを記録し、今シーズン2回目の入賞を果たした。
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