SBK第9戦ラウシッツリンク 決勝第2レース
2017/08/21
SBK(スーパーバイク世界選手権)第9戦ラウシッツリンクラウンドは、ドイツのラウシッツリンクで決勝第2レースを行ない、チャズ・デイビス(ドゥカティ)が優勝した。
第2レースは気温20度、路面温度32度のドライコンディションで争われた。レース序盤をリードしたのはマルコ・メランドリ(ドゥカティ)。メランドリは4周目までトップをキープするが、5周目にジョナサン・レイ(カワサキ)がトップに浮上。第1レース優勝のデイビスは9番グリッドからスタートし、3周目に3番手に浮上すると、メランドリ、レイ、デイビスの3人がトップ集団を形成、後続を引き離してトップ争いを展開する。
デイビスは8周目にメランドリを交わして2番手に浮上すると、11周目の4コーナーでレイを交わしてトップに浮上。その後、少しずつリードを広げ、17周目にはその差を約1秒とすると、残り3周あたりで、コースの一部で雨が落ち始めたことを示すレッドクロス旗が掲示されたものの、最終的に2秒以上のリードを取ってチェッカーを受け、ダブルウインを達成した。
2位にレイ、3位にメランドリが続き、5人のライダーが争った4番手争いを終盤にトム・サイクス(カワサキ)が制して4位に入賞。僅差の5位にアレックス・ロウズ(ヤマハ)、6位にレオン・キャミア(MVアグスタ)、7位にロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)、8位にジョルディ・トーレス(BMW)が続いた。
9位にワイルドカード参戦のマーカス・ライトバーガー(BMW)が入賞。チャビ・フォレズ(ドゥカティ)が10位に続き、マイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)は11位。ステファン・ブラドル(ホンダ)は第2レースには出走し、13位入賞。ダビデ・ジュリアーノ(ホンダ)は17位でチェッカーを受けた。
WSS(スーパースポーツ世界選手権)クラスでは、19周のレースの残り2周でトップを争っていたフェデリコ・カリカスロ(ヤマハ)が転倒、直後につけていたシェリダン・モライス(ヤマハ)がこれに巻き込まれ転倒し、レースは赤旗中断。16周目のコントロールライン通過順位が最終結果となり、モライスが優勝、ケナン・ソフォグル(カワサキ)が2位、ルーカス・マヒアス(ヤマハ)が3位となった。渡辺 一樹(カワサキ)は20位。大久保 光(ホンダ)は序盤は13番手前後を走行していたが、コースアウトで後退、23位でチェッカーを受けた。ワイルドカード参戦の江口 謙(カワサキ)は24位で完走した。
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