MotoGP第8戦オランダGP、Moto3クラスは、オランダのアッセンで2日目の予選を行ない、ホルヘ・マルティン(ホンダ)が1分57秒595でポールポジションを獲得した。
2日目は午前中のフリー走行からウエットコンディションとなり、Moto3クラスの予選は気温17度、路面温度16度、セッション終盤は青空が戻ったものののウエットコンディションで争われた。マルティンはセッション序盤からボ・ベンスナイダー(KTM)とリーダーボードのトップを争う。終盤の残り1分を切ったところでマルティンが1分58秒481を記録してトップに浮上するが、ベンスナイダーが1分58秒424を記録してこれを逆転、ポール獲得かと思われたが、マルティンが最後のアタックで1分57秒595をマークして、スペインGPから4戦連続、今シーズン6回目のポールポジションを獲得した。
ベンスナイダーは1分58秒424で2番手となり、グランプリ初ポール、ベストグリッドを獲得。3番手に1分59秒308でニッコロ・ブレーガ(KTM)が続いた。
ナカリン・アティラプバパト(ホンダ)が2分00秒056でグランプリベストグリッドとなる4番手を獲得。5番手に2分00秒189でマルコ・ベゼッチ(マヒンドラ)、6番手に2分00秒560でアロン・カネト(ホンダ)が続き、チャンピオンシップをリードするホアン・ミル(ホンダ)は開始15分ごろに3コーナーで転倒、マシンの修復に時間がかかり、終盤にコースに復帰したものの、転倒前に記録した2分00秒673で7番手となった。
8番手に2分00秒713でトニー・アルボリーノ(ホンダ)、9番手に2分00秒826でマニュエル・パグリアーニ(マヒンドラ)の順で続き、鈴木 竜生(ホンダ)が2分00秒926で10番手を獲得。
佐々木 歩夢(ホンダ)はセッション終盤の残り10分付近で8コーナーで転倒を喫し、2分01秒658で22番手。鳥羽 海渡(ホンダ)はセッション序盤にコースインできず、コースに復帰したセッション終盤に転倒、トータル6周しかできず、2分05秒736で32番手となった。