MotoGP第8戦オランダGP Moto3決勝
2017/06/26
MotoGP第8戦オランダGP、Moto3クラスは、オランダのアッセンで決勝レースを行ない、アロン・カネト(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温19度、路面温度25度のドライコンディションで争われた。レース序盤は6台がトップ集団を形成して周回を重ね、序盤をリードしたのはホルヘ・マルティン(ホンダ)、ロマーノ・フェナティ(ホンダ)、ボ・ベンスナイダー(KTM)が何度かトップに浮上する。
中盤になるとセカンド集団がトップ集団に追いつき、トップ争いは11人のバトルとなる。終盤になると、接戦の中で何度かトップが入れ替わり、17周目にマルコス・ラミレス(KTM)、18周目にはジョン・マクフィー(ホンダ)、19周目にホアン・ミル(ホンダ)がトップに浮上する。最終ラップまで11人のライダーによるトップ集団が競り合いを繰り広げ、最終シケインの立ち上がりでトップに出たカネトが僅差で逃げ切り今シーズン2勝目を記録。2位にフェナティ、3位にマクフィーの順で続いた。
マルティンは最終ラップに集団の中で押し出されたが、4位でゴール。5位にジュール・ダニーロ(ホンダ)が続き、ラミレスは6位でチェッカー。7位にガブリエル・ロドリゴ(KTM)が続き、序盤からトップ集団に加わった鈴木 竜生(ホンダ)は8位でチェッカーを受けた。ミルは最後の競り合いの中でポジションを落とし、9位でゴール。最後までトップ集団につけていたベンスナイダーはゴールライン直前で接触転倒、マシンとライダーが別々に滑って、ゴールラインを越えたものの、ゴール扱いにはならず、リタイアに。これでトップ争いから約6秒遅れのセカンド集団の先頭でチェッカーを受けたニッコロ・ブレーガ(KTM)が10位でゴールとなった。佐々木 歩夢(ホンダ)は15位入賞、鳥羽 海渡(ホンダ)は19位でチェッカーを受けた。
こんな記事も読まれています