MotoGP第7戦カタルニアGP Moto2決勝
2017/06/12
MotoGP第7戦カタルニアGP、Moto2クラスは、スペインのバルセロナ・カタルニアサーキットで決勝レースを行ない、アレックス・マルケス(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温32度、路面温度50度のドライコンディションで争われた。ポールポジションからスタートしたマルケスは、スタートからトップに立つと、1周目に2番手以下に約1秒のリードを取り、2周目にはサーキットレコードとなる1分49秒712のファステストラップを記録すると、約2秒にリードを広げ、そのままトップを独走、2位に3秒525のリードを取って、ホームレースで今シーズン2勝目を記録した。
序盤の2番手争いを制し、中盤には単独2番手をキープしたマッティア・パシーニ(カレックス)が、そのままポジションを守って2位表彰台を獲得。序盤から2番手争いに加わり、終盤に単独3番手となったトーマス・ルティ(カレックス)が3位に入賞し、今シーズン6回目の表彰台を獲得した。
4位にミゲール・オリベイラ(KTM)、5位にロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)、6位にフランコ・モルビデリ(カレックス)が入賞。モルビデリは序盤は2番手争いに加わっていたが、後退してしまった。Moto2ルーキーのホルヘ・ナバーロ(カレックス)がMoto2クラスベストとなる7位に入賞。
8番手争いは終盤に8人のライダーが僅差で争う接戦となり、最終ラップにファビオ・クアルタラーロ(カレックス)が前に出て8位入賞。9位にチャビ・ビエルヘ(テック3)、10位にハーフィス・シャハリン(カレックス)の順で続いた。
中上 貴晶(カレックス)は序盤から8番手をキープしていたものの、苦しい展開の中で周回を重ね、終盤に後退、11位入賞となった。長島 哲太(カレックス)は1周目の10コーナーで転倒、再スタートして27位でチェッカーを受けた。
チャンピオンシップ争いではモルビデリがランキングトップをキープしたが、ランキング2番手のルティとの差は7ポイントに縮まった。マルケスはランキング3番手とポジションは変わらないものの、ルティとの差は13ポイントに縮まった。
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