SBK第4戦オランダのレース2はジョナサン・レイ(カワサキ)が優勝した。
好天に恵まれたレース2は気温15度、路面温度23度でスタート。好スタートを切ってホールショットを奪ったのはレース1の結果でポールポジションスタートしたチャビ・フォレズ(ドゥカティ)。オープニングラップでユージン・ラバティ(アプリリア)が首位奪取。レース1で優勝したことで9番手スタートとなったレイが2周目には3番手、2番手と急浮上。さらに3周目に入るやいなやトップに躍り出た。
あっという間にトップ独走体制を築いたレイ。後方ではトム・サイクス(カワサキ)がラバティを捕らえて2番手に浮上。レイとサイクスはそれぞれ単独走行で周回を重ねる。
7周目。チャズ・デイビス(ドゥカティ)がラバティを捕らえて3番手に浮上。カワサキ2台を追いかけ始める。しかしレイとサイクスとの差も、サイクスとデイビスとの差も、広がる一方。
レース折り返しの11周目。レイがラインを外してタイムロス。これでサイクスはレイの背後につけることに成功。しかし順位を入れ替えることはできない。
サイクスは最後までレイの背後で周回を重ね、ゴール直前には並びかけたものの0.025秒届かず。レイが今季3回目のダブルウインを達成。サイクスは2位に甘んじた。また、カワサキ2台には大きく離されてしまったものの、デイビスはきっちりと3位表彰台を獲得した。