MotoGP第2戦アルゼンチンGP Moto3決勝
2017/04/10
MotoGP第2戦アルゼンチンGP、Moto3クラスは、アルゼンチンのアウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで決勝レースを行ない、ホアン・ミル(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温20度、路面温度24度、曇り空ながらドライコンディションで争われた。予選16番手からスタートしたミルは、序盤から15人以上の大集団に膨れ上がったトップ集団の中で着実にポジションを上げ、7周目にはトップに浮上。
レース中盤までは10人以上のライダーがトップ集団を形成したが、13周目の5コーナーでトップ集団の中団につけていたファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)、エネア・バスティアニーニ(ホンダ)が相次いで転倒。これでトップ集団はミル、ホルヘ・マルティン(ホンダ)、ジョン・マクフィー(ホンダ)、フィリップ・エッテル(KTM)、アンドレア・ミーニョ(KTM)の5人となる。
最終ラップまで続いたトップ争いをミルは終始リード。最終ラップの最終コーナー手前の13コーナーでマクフィーがミルに接近するが前に出れず、そのままミルがトップでチェッカーを受け、開幕戦カタールに続いて連勝を飾った。
マクフィーは13コーナーでマルティンにインを突かれそうになったものの、最終コーナー進入でインを取り、2位でゴール。開幕戦に続いて2位表彰台を獲得。マルティンが3位に続き、表彰台は開幕戦と同じライダーが同じ順位で並んだ。4位にエッテル、5位にミーニョが入賞、ここまでの5人が僅差のトップを争った。
6位にリビオ・ロイ(ホンダ)、7位にロマーノ・フェナティ(ホンダ)が続き、鈴木 竜生(ホンダ)は序盤からトップ集団の中団につけ、終盤はセカンドグループで接戦を展開、自己ベストとなる8位に入賞。9位にフアンフラン・ゲバラ(KTM)が続いた。
ルーキーの鳥羽 海渡(ホンダ)はレース序盤からトップ集団の後方につけ、入賞圏内で接戦のバトルを繰り広げながら周回を重ね、最後にポジションを上げて、ルーキートップの10位に入賞。佐々木 歩夢(ホンダ)は20位でチェッカーを受けた。
こんな記事も読まれています